2 / 10

第2話

「智也が来てくれて助かる。お袋にも、智也が来るかも知れないって言って、飯を多めに作って貰ったんだ。良かったら泊まっていく?」   大貴の家にお邪魔すると、大貴はいつも以上にテンションが高かった。  オナホで気持ち良いことをするからだろうか。  オナホを使うのは夜と決まっているらしいので、夕飯までTVゲームの大戦ものゲームをして遊んだ。  でも、オナホの使い方が気になって、ゲームに集中できなくて、負けてしまった。  そのせいか、大貴のテンションがますます上がる。  夕飯の時は、ずっと大貴がしゃべりっぱなしだった。  夕飯が終わって、僕と大貴は順番でお風呂に入った。  先に大貴が入っている間に、僕はリビングでTVを見る。  パソコンが使えたら、オナホについて調べられるのに。  高校生になったにもかかわらず、僕はスマホを持っていない。  今まで不便を感じたことはなかったけど、今日ほど欲しいと思ったことはない。 「風呂上がったぞ。次ぎどうぞ。智也が上がってくるまでに準備しておくから」 「うん。よろしく」  僕は大貴と入れ違いに風呂に入った。

ともだちにシェアしよう!