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第5話

 大貴はおちんちんから玉子を抜き取り、玉子のアナの部分を広げて覗き込む。 「このオナホって、中の形がいろいろと違うみたいで、俺が買ったのは評価が高かったやつだったんだけど、気持ちよさは人によるのかな」 「これ、どこで買ったの?」 「通販に決まってるだろ」  決まってるって言われても。  僕はまだ、通販デビューできていない。  大貴はアルバイトをしているから自分で使えるお金があるみたいだけど、僕はアルバイトを禁止されている。  大貴の両親は働いてるし、一人っ子だからこうやってオナニーをする時間もあるみたいで羨ましい。  うちは母が専業主婦で、姉と妹がいるからなかなか自分でする時間が取れない。  そういうところが、大貴に後れを取っているみたいで悔しい。 「智也はどうやってる? 智也が使ってるのとは違うかも知れないけど、一回やって見せてくれよ」  まさか、できませんとは言えない状態だ。 僕は思わず、ごくりと唾を飲み込んだ。 「えっと…」 「まずは、包装を剥いて、中のオナホを出すんだ。あ、先にズボン脱いだ方がいいぞ」  やり方を説明する大貴に、僕は覚悟を決めて、ズボンを脱いだ。  大貴がじっと僕の股間を見つめてくる。  大貴のは僕のより大きいし、色もなんか違うし、比べられると余計に恥ずかしい。  体中が熱くなった。

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