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「澄生、澄生、澄生……」 いつもと同じ事を繰り返し、それだけじゃあ足りなくて、いつもと違う事に及び、いつも以上に積極的に大胆に求め合った。 絡ませた舌先と下半身をずっと動かして先走りの雫に濡れ合った。 「俺、いつもより気持ちいい」 腹部に飛び散った白濁を見下ろして深山木が言う。 座り込んだ彼を膝立ちになって跨いでいた僕はその言葉に頷いた。 「本当? 澄生も?」 深山木は僕の下唇を啄ばんだ。 背中を支えていた片手が下へとずらされていく。 双丘の窄まりにまで指先が届き、僕は反射的に背筋を痙攣させた。 「澄生、ここ……触っていい?」 六月に拒まれて、それ以来一度も触れてこようとしなかった深山木が聞いてくる。 予感があった僕は用意していた答えを出した。 「うん……いいよ」 深山木は後ろに回していた手を一端自分の口元に持ってくると人差し指と中指をくわえ込んだ。 赤い舌が覗く。 唾液をたくさん纏わせているのがわかって、間近で見ていた僕は自分がくわえられているような錯覚に陥って、とても……変な気持ちになった。 「待って、僕が……」 深山木の手を奪い取ってすでに滴っていた指先をしゃぶった。 他の指も、さっき硬く勃起したペニスを舐め尽くしたみたいに、付け根まで潤した。 二度射精しても尚張り詰めたままの自分のものが深山木の肌に白濁を零している。 いっそ自分で扱こうかと手を伸ばしかけたら止められた。 「今日の澄生、やらしい」 そう言って、深山木が笑って僕を抱き寄せた。 正面が密着して僕達の皮膚にそれぞれの昂ぶりが擦れる。 「何しても許してくれそう……澄生は、何したい?」

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