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第3話
お風呂から出てベットの上に寝っ転がる。なんだか眠くなってしまってそのまま寝てしまった。
" 逃げて…っ!
遠くからそんな声がする。
だれなの?そう聞きたいのに声が出ない。
でもなんだかすごく懐かしい。
だれなの?僕はどうすればいいの?ねえ!
だんだん誰かの姿が見えた。
ああ、すごく綺麗な黒猫だ。なかまかな?
なんで真っ赤っかなの?
すると、大きな人間が出てきた。真っ赤っかな剣を持ってこっちに近づいてくる。
やだ…っ!やめて、来ないで…
怖い怖い怖いだれ、ねえ…っ怖いよ…! ,,
…っ!
懐かしい夢を見たな…
「あれ、なんで泣いてるんだろ。」
涙が俺の頬を撫でた。なんだか無性に苦しかった。
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