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恋人④
濡れ始めた輝のモノと合わさり、ジョリジョリと陰毛が擦れ合う音が聞こえる。
次第に広がりゆく雄の匂い。
唇から胸元へ舌を滑らせ、思いつくまま吸い付いた。
次第に咲き始める赤い花びらに、輝が身をくねらせる。
薄い桃色の突起はもう固くなり始め、吸い寄せられるように口に含むと、輝は、くっ と喉を鳴らして仰け反った。
反対側にも吸い付いて指で摘むと、甘い吐息で応えてくれる。
このかわいらしい粒達を指と舌で散々弄っていると、感じてだんだんと大きくなる声を恥じているのか、輝が両手で口元を塞いでいた。
その手をやんわりと外しながら
「隠さないで。輝がどんなに感じるのか俺に聞かせて。
もっと、もっと気持ちよくしたいから…」
薄っすらと涙を溜めた目で睨まれ、嫌々と首を振る輝は小さな声でささやいた。
「…恥ずかしい。こんな男の喘ぎ声なんて。」
「そんな男の声を聞きたいんだ。
俺の愛する伴侶の声を…俺に欲情する声を聞きたいんだ。
輝…聞かせて?」
また唇に食らいつき、舌を差し込んだ。
んっ、んっ と喉の奥からくぐもった声がする。
勃ち上がりぐっしょりと濡れた輝自身をゆるりと扱きながら、掠めるように鈴口を何度も刺激していく。
ぴくぴくと身体を震わせる輝の肌は滑らかでしっとりと汗ばんでいる。
唇の蹂躙を解いて、眼下に見遣る愛する者の顔はすっかり蕩けきって、目は潤み口は半開きで熱い息を漏らしていた。
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