甘い嬌声を上げ、腰を振り、潤んだ目で縋るように見つめる…普段の彼から想像もつかない姿に煽られた。 抱くとこんなに乱れて色っぽくなるのか… 処男(しょじょ)と娼夫(しょうふ)の両面を見せられて、胸の動悸が治まらない。 「はぁっ…こくよう…こくよう…さんっ…」 恐ろしいくらいの色気を振り撒く輝は、震える手を伸ばして俺の名を呼び続ける。 一気に指を抜いてその手を掴み 「一つになってもいいか？」 と敢えて問い掛けた。 はぁはぁと荒い息遣いをしながら、こくりと頷いた輝は 「早く…早くあなたのものに…して下さい…」 と、かわいいことをささやいた。 そんなこと言われて張り切らないわけがない！ それでも俺は輝を焦らすように、尖りきった胸の粒を摘み上げ、くりくりと何度も左右に捻った。 「ああっ…」 蕩けるような吐息が宙を舞う。 輝自身は濡れそぼり、てらてらと光っている。 その先端にちゅっとキスしてから、双丘を割り、後口へ 猛った己自身を数度擦り付けた。 俺のものも、もう ぐちゃぐちゃだ。 ぐちゅり ぐちゅっ ぐちゅっ 滑りを帯びた音が擦れる度に聞こえ、何ともイヤラシイ。 「あっ、ああっ…はぁっ…あ…」 悩ましげな声と揺れる腰に、己の欲を吐き出しそうになり、必死で耐えていた。 少しずつ、キツい蕾にローションを足しながら、輝を傷付けないように俺自身を突き刺していく。