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第1章第46話
「怖いならこれ以上しない」
「……………………」
凄く優しい声……。
蒼空は僕を好きだと言ってくれた。
今まで乱暴なセックスしか知らない
僕は……誰とも違う温かみを感じている。
だから…………。
「……やめないで」
この人に抱かれたい…………。
もっと触れて欲しい……。
「本当にいいの?」
僕は蒼空の腕の中で頷いた。
蒼空は僕の唇に軽くキスをすると
身体中にキスを降らせ
徐々に下半身へと下りていき
迷わず僕のペニスを口に含んだ。
「あん……はっんっ……ぁっあ……」
ジュルと唾液をたっぷり纏わせ
先端から幹を水音と
共に舐めあげれれば
僕の身体はびくんと跳ね
鈴口から蜜が溢れ出し
声は荒くなるばかり。
「あん……はっんぁっあ……ん……んあ……
そ……ら……ぁっあ……んっん……」
ジュルっとキツク吸われ
ブルッと身を震わせると
口内から出された僕のペニスは
膨張したままテラテラと蜜を零し
今にも弾けそうな状態で
蒼空は止めてしまう。
「な、んで……?」
突然の消失感に思わず訊いてしまう。
蒼空は優しく微笑むと
服を脱ぎ出し
あっという間に綺麗な身体が露になる。
僕と違ってきちんと鍛えられた肉体は
息を呑むほど綺麗で
僕は目を奪われた。
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