77 / 83
ココの過去3
「…っ体が熱い…」
『――様、たった今は言ったばかりの子です。まだ、搾乳もしておりません。』
『うほほぉ!そーか、そーか!それは楽しみだ』
一人の男が柵の中に入って来た。
おじさんと言うにふさわしい。
もう一人は、案内役っぽいメガネのすらっとした男。
『媚薬を仕込んでおきましたので感度は良好かと…』
『ほほぉ~。それは良い!早く味見をさせてくれ…っ』
何この人!!
気持ち悪い!!!!
「やめてっ!あっち行けぇっ!!」
『ハァハァ…かわいいなぁ、ワシが早く気持ち良くしてやろう…』
鼻の下伸ばして、暑苦しい鼻息が顔にかかる。
気持ち悪いのに怖いのに、吐きそうなほどいやなのに体がなぜか敏感に反応する。
『君の乳首は、美味しそうだね…。』
んちゅ、じゅ…ずちゅ、じゅば…
「んぁ!やだぁ!気持ち悪い…ぃはぁああぁっう…んやぁ!」
『いやなのかい?じゃぁ、下が良いのかな?おぉっと吸引機っと!』
やだっ!それやだぁ…。誰か助けてぇ…っ。
『そろそろ、おいしいミルクが欲しいなぁ…はぁっ、はぁっ』
体中ベロベロ舐められ、気持ち悪いのに体が思うように動かない。
そんな自分が情けなくってしょうがない。
後孔に黒ずんだブツを宛がわれた時…。
『おーい。そいつ、お前のせいで良いのできねーぞー』
『誰だ君は!!邪魔するんじゃない!』
『レオ様!!大切なお客様のお邪魔をせれては…』
『っせーなぁー。オレが言ってんだから、そのひよっ子を親父みたいなヤツには掘れさせねぇ』
膝の高さくらいある柵を軽快に飛び越えた。
顔は分からないけど、声とかを考えると青年って感じだった。
ともだちにシェアしよう!