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第3話
―それはとある日の事…
「どうしたんだ!?」
今日は休みだったウノとトゥレが、手を繋いで埃だらけで夕方帰ってきた。
怪我はしていないが、糸くずや埃まみれだ…。一体どこで遊んできたんだ?
二人は「そこら辺!」と言って兄弟の輪の中に飛び込んで、何かを報告している。
そしてウノを先頭に服の裾を掴み、全員で奥に行ってしまった。
お、おとーさんには秘密なのかなぁ~? 寂しい…ぐす…。
その夜遅く…僕はまだ仕込みで起きている時間だが、護衛付きで遠くに買い付けをし終えたシエンさんが二週間振りに調理場の方に訪ねてきた。
子供達が寝ている事を確認してきて、「朝までグッスリじゃないかな?」と答えると激しく唇を重ねられ調理場で下半身を露出させられた。
そしてシエンさんは僕の後ろに回りしゃがむと尻をグネグネと揉み頬ずりしてきた。
「セロさん…ああ…この感触…」
「んぁっ…息子達が起きてきます…よ?」
「買い付けに二週間…お願いですから補給させて下さい」
熱の篭った台詞を吐くと、僕の尻たぶを左右に開いた。
「…ぁ…」
シエンさんの前に僕のアナルが晒された。
どうしよう…ヒクヒク…して、るの…恥ずかしい…。
しかも僕、まだ仕事中で…その…汗とか…。
―ぺちゅ…くちゅ、ちゅ…
「ふぁ!?」
う、嘘!? 僕…アナルを舐められてる!?
熱く濡れた舌でアナル表面を舐められ、窄まりを…そのまま抉じ開けられて…
「…ヒぃん…!」
アナルに舌を出し入れされてる…!
熱い息と共に滑り尖る舌が僕を煽る。
―ぐじゅぅ…! ぐじゅ、ぐじゅ……びゅ!
「は…ぁッ! はぅううン!?」
一層舌を突き挿し入れられた瞬間、僕のペニスの先端から快感の塊が飛び出た。
この一挿しを始まりに、シエンさんが何度も僕のアナルに舌を突き挿して来た。
それは激しいもので身体は前後に揺すられ、僕は前傾姿勢で調理台に縋る格好で彼の舌に合わせていつの間にか腰を動かし、喘いでいた。
そして僕は尻を突き出す形で調理台に掴まりながら、後方下のシエンさんを振り返り見た。
辛い体勢ながらも、僅かに見える彼は熱心に僕の尻に顔を埋めていた。
「~~~くふっ…ぅ…」
「…その顔エロ可愛いです」
その視覚情報に僕の身体が締まり、アナルを舐め解す彼を更に感じる。
散々内外を舐め回された後、シエンさんは僕の腰を掴んで舌で解れたアナルに熱く硬い長大なペニスを埋め始めた。
肉輪を広げ彼のを受け入れる僕は、内面に彼の熱を感じて…
―…二週間振りのシエンさんの…
「…ん、ふぅ…」
―びゅ! びゅるッ!
「あれ…トコロテン…?」
僕はシエンさんの言葉に頬が熱くなった。
僕の身体…心が歓喜した証の塊がペニスから早速飛び出て…。
シエンさんはそんな僕のペニス先端を親指で撫で、「濡れてる…」と耳元で報告してきた。
それから舌で蕩けたアナルに長大なガチガチペニスを奥まで挿し込まれ、抽挿されながらお尻の肉を鷲掴みされてぐるぐる回転揉みされた。
抽挿の度に彼の下生えが肌に触れると僕の内部が"キュン"と受け入れ悦び、抜かれる動きには"ギュ"と掴む。
シエンさんから激しく抽挿を受け、離れた時間の長さか場所か…燃え上がった僕と彼は同時に身体を震わせて果てた。
その時僕はシエンさんが添えたハンカチに白濁をたっぷり出してしまった。
調理場が汚れる事はなかったが、自分が出した量を見せられてドキッとした…。
僕…こんなに出したの…?
恥ずかしくなり思わず瞳を閉じたら、"ちゅ"と額にキスをされ抱き締められた。
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