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第17話

やめて 「ふう、ううん、あっ…んっ…。」身体が熱い…縄が食い込んで擦れて痛い。夏目… 「おい!見てみろよ!こいつ勃ってるよ!気持ちいいかい?かけるクン」 「顔も可愛いけど、身体も綺麗だな。オレ男でもいけるかも⁉︎」動けない翔の身体を何本もの手が這い回る。 逃げたいのに触られて気持ち悪いのに翔のものはゆるゆると立ち上がっている。『気持ちいい…』薬の威力は翔の思考を徐々に停止させて行く。 「かけるクン、気持ちイイ?気持ちイイよねー!腰が揺れてるよ?イキたい?いいよ出しちゃえよ!」翔のものは扱かれながらトロトロと先走りを滴らせてビクビクしている。 「あっ…んっん、あっ…イヤ!」イヤだ!こんな奴らにイカされたくない…我慢すればするほど登りつめていく。 「おい!ちゃんと撮っておけよ!可愛く写してやれよ!」翔は体を捩って逃げたがすぐに脚を開く形で押さえつけられた。 どれくらいの時間が経っただろう…一度イってしまうともう止まらなかった。もう何度射精したかわからない。男子達は翔を散々イかせた後「今日はここまでね!撮影してたの覚えてるよね。誰にも言わないよね?言ったらどうなるか分かってるよね。また遊んであげるから楽しみにしててね!」「今度はもっといい事しようね!」笑いながら部屋を出て行った。 どうしよう…。誰かにこんな事知られたら…夏目に知られたら。 翔は重たい身体を起こして側に散らかった体操服を着て壁にもたれた。 夏目に逢いたい…寮に戻らないと…でもこんな汚れた身体見られたくない。 翔は壁際で呼吸を整えていたがいっこうに身体の熱が収まらない、でもここから離れたくてフラフラと立ち上がった。 『もう、閉会式終わったかな…まだやっててもこんな姿で行くわけには行かない。』

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