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第57話
「ふぅ…んっ…な…つめ、あぁ…もうイヤ…ダメ変になる…」
夏目は左手で翔の芯を扱き右手で後孔の皺をなぞるようにクルクルと刺激している。
前も後も触られているだけで、決め手になる刺激は弱いだが翔が冷めそうになると力を込める。 同じ男だからこそ軽い刺激が続くのがきついのはわかる。 でも今夜はあえて疲れるように翔を抱きたい、翔が何も考えず眠って欲しいから。
榊は手にローションをたっぷりつけ直すと右手を翔の中へとゆっくりと進めた。
「あぁっ…」
翔は身を突っ張らせて榊の愛撫を受け入れた。 翔の後孔は柔らかく榊の指に吸い付いてくる。 たっぷりと焦らされて与えられた刺激は翔を歓喜の淵に誘い込んだ。
「あぁ…んっイヤ!そこダメっんっ…」
榊の指が翔の前立腺をこすった時ひときわ大きな声で喘いだ。 強い刺激から逃げようとする翔の身体を左手で抱きながら榊はそこばかりを刺激した。
「翔のいいところはここだろ…もっと声を聞かせて…」
「あんっ…ダメもういちゃうから…んっ…お願い…」
翔は榊の指の動きに翻弄されてどうしたらいいのかわからない。 榊はそんな翔が可愛いくて自分もそろそろキツイのにやめれない。 力の入らない腕で翔はめい一杯榊の上半身を押し戻した。 やっと榊が動きを止めて翔の顔を見詰めた。
「ごめん、ちょっと意地悪だったかな? あんまり翔が感じてくれるからついね。」
「うんっうう、そんな事…榊だから気持ちいいんだし、榊だから…もう僕なに言ってるんだろう…ごめん…」
翔は今度は自分から榊にしがみついて泣き出した。
榊はもう一度翔の中にある自分の指を内壁をなぞるようにぐるっと刺激した。
「あぁっ…んっ…」
翔の中は柔らかくうねっていた、これなら榊を受け入れても大丈夫なぐらいに痙攣している。
「翔の中に入ってもいいか?もう限界なんだけどね。」
榊の言葉に翔は頷いた。
「いいよ…きて…」
その言葉に差し込んでいた指を抜くと翔の脚を抱え直し榊自身をあてがった。
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