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第58話

「翔、深呼吸して。そうそのまま」 榊は翔の呼吸に合わせて自身を押し進めた。 「あぁ…んっ…なつ…め…イタ…イ…」 翔の中は収縮して榊を締め付ける。 「翔…息を吐いて、大丈夫だから、ほら」 翔は浅い呼吸を何度もしていた。翔もキツイが榊も締め付けられて動けなくなってしまった。 「翔、少しこのままで話そうか?」 榊は翔の身体が辛くないように抱えていた脚を降ろすと翔に覆い被さった。 「重くないか?」 「大丈夫…ごめん…なんか…ぼく…」 謝る翔の頭を撫でて、榊は触れるだけのキスをした。 「最近いろいろあり過ぎて身体が緊張してるんだよ。もう今日は休むか?」 翔は軽く頭を振って榊にしがみついた。 「それは嫌だよ、もう少しこのままでいたら多分大丈夫だから…やめないで」 「一度、抜いてもいいか?その方が楽だろう?」 榊が上体を起こして腰を退こうとしたが翔が脚を回して榊の腰を据えていた。 どうも翔はこのままで居たいらしい。 榊は少し引き抜くとまたゆっくりと翔の中に自身を沈めた。 先ほどの締め付けはない、ゆっくりと抽送を繰り返した。 多少のキツさはあるものの問題ないほどだった。 「んっ…はぁ…んっんっ…」 翔の声が艶っぽく聞こえる。 「もう大丈夫か?辛くないか、翔…」 ゆっくりした動きなら大丈夫みたいだな、榊は翔の顔を見ながら反応を確認した。 翔も榊の動きに合わせて息を吐いて受け入れていた。 「も…う…だいじ…ょぶ…なつ…め…」 翔の顔は赤く目は潤んでとても官能的で見ている榊も限界だった。 「辛かったら言えよ、止めてやれるか自身はないけどな!」 本格的に榊は動き始めた。

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