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第14話 エディの試練 ②
翌日から早速エディはリーフと 取り交わした
約束を守る手始めに、
セフレ達との接触を一切絶ち始めた。
「あ~~ん、待ってよぉエドワードくぅんってばぁ!」
「わーりぃ。俺、もう遊び半分でHするの辞めるから」
「それどーゆう意味ぃ??」
☓☓☓ ☓☓☓ ☓☓☓
エディがハワードやジェシーらいつものメンバーと
教室を移動する道すがら、
その途中の廊下へこれ見よがしに、
ポツンポツンと男物のTバックブリーフや
媚薬、桃色草子など容易にSEXを連想させる
アイテムの数々が置かれている。
エディのセフレ数人が近くの教室に隠れ、
エディがどういった反応を示すか?
見ている。
”ったくあいつら……また、しょうもない
トラップを……”
❤❤❤ ❤❤❤ ❤❤❤
第二のトラップ
手を洗ってエディがトイレから出て行こうとする。
戸口から一番近い個室のドアがいきなりバタンと
開けられ、その中には上半身裸の上級生。
「エディぃ~、Hしよ?」
ლ(╹ε╹ლ)
エディ、鼻を手で押さえて一目散に逃げ出していく。
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「おーいエディぃ~、B組のボブが呼んでるぞー」
と、クラスメイトが立ち去ったあと、
教室の後方扉の戸口へ1人の生徒が佇む。
エディげんなりとした表情で机へ突っ伏す。
「も~……勘弁して……」
と、来訪者の対応どころではない
エディに代わってハワードがその生徒の元へ行った。
「ごめん、何だかあいつ調子悪いんだって」
「そっか、じゃ出直してくる」
その生徒は立ち去って行った。
ハワード、自分の席へ戻りながら、
「ちょっとエディ、本当に大丈夫ぅ?」
「ハハハ――な、なんの、これしき……」
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