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第15話 エディの試練 ③
領主たる者、まさか自分の正室候補とねんごろな
関係になりたいが為、領主らしからぬ条件を呑んだ
等とは、仕事上の部下達には絶対知られちゃならない。
しかし、学校では ――
”――ど~せ2日ともたないよ”
”そのうち手っ取り早く娼館へでも駆けこむさ”
”それとも、愛しの寵姫を無理矢理レイプってのも
有り得るかも”
等など、散々好き勝手言われまくりだが。
そのゴール(目標)に
”リーフを我がモノにする!”
という揺るぎない決意は予想外に堅く。
セフレ達が仕掛けてくるエロ満載の色仕掛けトラップ
にもなびく事はなく、今日も何とか無事休息へ
就こうとしていた。
しかし、領主としてのお務めは果たさなければならず。
順番で巡ってきた『紅の離宮』で、
まだ手は付けられないリーフと並んで床に就くだけ。
「あれっ、エディ、今日は一緒に寝ないの?」
トイレから戻って室内の明かりを落とし、
早々に自分のベッドへ行ってしまったエディへ
リーフが不思議そうに尋ねた。
「あ、あぁ。1人寝にもかなり慣れてきたしな」
”ホント言うと、もうただ抱っこしながら一緒に寝る
だけって、かなりしんどくなってきたから――”
「そう? じゃ、おやすみぃ」
と、リーフは枕元のスタンドの明かりも消してベッドへ
横たわった。
「ん、お休み――」
”マジ、今夜はやべぇ、さっさと抜かなきゃ今にも
リーフを襲っちまいそうだ……”
ベッド脇の床へ直に座り下半身だけすっぽんぽんという
素で見れば大ウケ間違いなしのスタイルで
ベッドの方へ背凭れて、自分のペ☓☓を手で扱き
セルフHし始めるエディ。
その熱い視線は真っ直ぐリーフの寝顔に注がれている。
「ハァ、ハァ、ハァ……ん、リー、フゥ ――」
”――許せ、リーフ。俺、マジお前の事好きだ。
だから、お前との約束は何がなんでも守り通す。
お前が、OKしてくれるまで――――
俺だけを受け入れてくれるまで、
何時までだって待ってやる……
だから、せめて今はお前の顔見ながら
イかせてくれ……”
ここん所、こんな1人Hすら満足にしていなかった、
ソコへの久しぶりの刺激は1度や2度達した程度で
満足する事はなく、何回目かの絶頂が間近で切な気に
荒い息をつく。
すると、リーフが寝返りを打ちながら小声だが
はっきり聞き取れる寝言で 「エディぃ……」
彼の名を呟いた。
”どわぁっ。リーフっ。タイミング良すぎ。
も、もたねぇ――――ぐっ、出る――っっ”
ピュル、ピュル、ピュルルルル ――
極上濃縮ミルク大放出。
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