15 / 26

第15話 エディの試練 ③

領主たる者、まさか自分の正室候補とねんごろな 関係になりたいが為、領主らしからぬ条件を呑んだ 等とは、仕事上の部下達には絶対知られちゃならない。 しかし、学校では ―― ”――ど~せ2日ともたないよ” ”そのうち手っ取り早く娼館へでも駆けこむさ” ”それとも、愛しの寵姫を無理矢理レイプってのも  有り得るかも” 等など、散々好き勝手言われまくりだが。 そのゴール(目標)に ”リーフを我がモノにする!” という揺るぎない決意は予想外に堅く。 セフレ達が仕掛けてくるエロ満載の色仕掛けトラップ にもなびく事はなく、今日も何とか無事休息へ 就こうとしていた。 しかし、領主としてのお務めは果たさなければならず。 順番で巡ってきた『紅の離宮』で、 まだ手は付けられないリーフと並んで床に就くだけ。 「あれっ、エディ、今日は一緒に寝ないの?」 トイレから戻って室内の明かりを落とし、 早々に自分のベッドへ行ってしまったエディへ リーフが不思議そうに尋ねた。 「あ、あぁ。1人寝にもかなり慣れてきたしな」 ”ホント言うと、もうただ抱っこしながら一緒に寝る  だけって、かなりしんどくなってきたから――” 「そう? じゃ、おやすみぃ」 と、リーフは枕元のスタンドの明かりも消してベッドへ 横たわった。 「ん、お休み――」 ”マジ、今夜はやべぇ、さっさと抜かなきゃ今にも  リーフを襲っちまいそうだ……” ベッド脇の床へ直に座り下半身だけすっぽんぽんという 素で見れば大ウケ間違いなしのスタイルで ベッドの方へ背凭れて、自分のペ☓☓を手で扱き セルフHし始めるエディ。 その熱い視線は真っ直ぐリーフの寝顔に注がれている。 「ハァ、ハァ、ハァ……ん、リー、フゥ ――」 ”――許せ、リーフ。俺、マジお前の事好きだ。  だから、お前との約束は何がなんでも守り通す。  お前が、OKしてくれるまで――――  俺だけを受け入れてくれるまで、  何時までだって待ってやる……  だから、せめて今はお前の顔見ながら  イかせてくれ……” ここん所、こんな1人Hすら満足にしていなかった、 ソコへの久しぶりの刺激は1度や2度達した程度で 満足する事はなく、何回目かの絶頂が間近で切な気に 荒い息をつく。 すると、リーフが寝返りを打ちながら小声だが はっきり聞き取れる寝言で 「エディぃ……」 彼の名を呟いた。 ”どわぁっ。リーフっ。タイミング良すぎ。  も、もたねぇ――――ぐっ、出る――っっ” ピュル、ピュル、ピュルルルル ―― 極上濃縮ミルク大放出。

ともだちにシェアしよう!