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慌ててテーブルに両手を突いた俺。 ありえねーことに……ちゅーしてきた男前体育教師。 驚きの余り俺は思考も体も一時停止に。 それでもお構いなしに体育教師の舌は動く。 半開きだった上下の唇を割られて、歯列の裏をぬるっ……となぞられて、上顎の粘膜まで舌先で撫でられて。 頬側の左右の粘膜も一頻り舐められる。 角度を変えて。 喉奥で強張っていた俺の舌にまで絡みついてきて。 なんだこれ、なんだこれ。 なんで待望の女子高で女子とじゃなく、野郎と、体育教師と初ちゅーしなきゃなんねーの? 「ふ、ぁ、ぁ、ぁ」 青ざめる心と反対に体は勝手に反応する。 ほっぺたは多分まっかっか、心臓はどっくんどっくんうるさくって、変に甘えた声が出る。 なんだこれ。 俺じゃないみたい。 「ふ、ぁ、ぅ、ぅ」 ぬるぬる縺れ合っていた舌が解けて。 かりっと、舌の先っちょを噛まれた。 「は…………!」 がくん!!!! 噛まれた瞬間。 俺の腰から下、がっくん脱力した。 猫相手みたいに首根っこ掴まれて、両手をテーブルに突いていたから、崩れ落ちることはギリ免れた。 俺の下顎に伝ったヨダレがぽたぽたテーブルに落ちる。 ゾクゾクした震えに体中を犯された俺は霞んだ目で至近距離にある体育教師の殺し屋みたいな目を見た。 「感じたのかよ、佐藤」 ……そうだ、俺、佐藤だった。 「舌、噛まれただけで腰抜かしたのか」 体育教師ってやっぱり力持ちらしい。 テーブルに縋りついていた俺の両脇に両手を差し入れると、ひょいって抱き上げて、テーブル縁にお座り、させられた。 俺の両足の間に割って入るようにぐっと体を進めてくる。 「ウチの生徒には手ぇ出さないようにしてるが。他校なら構わないよな?」 バスケットボールを片手で簡単に掴めそうな体育教師の大きな手がスカート下に滑り込んできた。 なんかすげーえろい手つきでタイツ越しに太腿を撫でられる。 え、え、え? さっきまでとは違う意味でやばくない? 俺、犯されかけてない? 「や、やめ……っ、ん!」 またぶちゅっとちゅーされた。 さっきより荒っぽい感じで口内を掻き乱される。 尖らされた舌が唇奥でぬちゅぬちゅピストンを。 同時にどっちの太腿もやらしく撫で擦られて。 アホのコみたいにヨダレをだらだらさせながら、俺は。 ぼ……勃起しちゃった、テヘヘ……。

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