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8-3
「1600年に起こった出来事、言ってみろ」
「ふにゃ……っえっと……えっと……」
「バカが、天下分け目の戦いって言えばわかるか」
「あぅ……んく……っえっと……広場は市民に……っ名誉戦争……っ?」
「……バカが、日本からイギリスに飛びやがって、しかもそれは1688年じゃねぇか」
「ぁっっひゃぁんっ」
むりむりむりむり。
暗記できない、お勉強できるわけがない。
巽のデカチンがインしている状態で頭働かせるなんてむりぃぃぃ!!
「それに名誉革命、だ、どこもかしこも間違えてんじゃねぇ」
ぺちゃんと水平に倒された座椅子、その上でぶかぶかカーディガンとスカート脱がされて、女物ぱんつは片太腿に引っ掛けた俺、M字開脚状態。
速やかに完全勃起した巽のペニスがひくひく震えていたアナルをがっつり抉じ開けて容赦なく奥を突き回してくる。
「ぁっぁっ濡れちゃうっ、おちんちん濡れちゃう……っ」
俺のチンコ先っちょからすでに溢れ出していたカウパーが真っ白なブラウスに滴ってえっちな染みをつくっていた。
ネイビーのハイソックスに包まれた俺のふくらはぎを強めに掴んで一定のリズムでもってピストンしていた巽、ぬるぬるカウパーを指先に掬うと、俺の下唇に。
グロスでつやつやしていた唇にぬるぬるを塗りつけてきた。
俺は自分のカウパーで卑猥に濡れている巽の指に舌を絡ませた。
くちゅっと口に含み、ちゅうちゅうちゅぱちゅぱ吸い上げ、上目遣いで女子高体育教師を見つめた。
「ん……巽センセェ……おれのからだ、もっと……いぢめてくださぃ……」
額にうっすら汗をかいていた巽はじっと俺を見下ろした。
あんだけ豪快に繰り広げていたおらおらピストンを中断して。
「え……っ……ゃ……なん、で?」
「1649年に幕府が出した規定は?」
「ふぇっ?」
「身分制度の名称は」
「ぇぇぇぇっ」
「答えなきゃ始まんねぇぞ、佐藤」
うそでしょ、なにこれ、拷問?
どSにも程があるんですけど!?
「ぇぇぇっと……んく……っか、冠位十三階っ!」
「どこまで遡ってんだ、しかも一階多い」
「……ふぇぇ~ん……」
アナル奥をずっぷし貫いた状態で静止しているイジワルな巽に泣きが入りかけた俺。
自分でチンコしごきたくても、両手首を座椅子に縫い止められて、なーんにもできない。
「た、巽センセェ~……っ」
「じゃあ、これなら答えられるか?」
お前が童貞喪失した日はいつだ。
さっきの連中の中にその相手はいたのか。
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