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「ちょ、ちょっと待って、え、なにこれ、これなに?」 「今から二、三時間かけてわからせてやる、コーイチ」 「なにそのリアルな時間配分っ! えっだって巽さんこどもいるしっ! 奥さんいるしっ!?」 「あれは妹とその息子だ」 「えええええ!! んなありがちうっかり勘違い、はずかしっ、っ、っ、ひゃんっ!?」 「もっと恥ずかしい思いさせてやる」 ふわふわドレスが大胆に捲り上げられて太腿をちょくで撫でられた、ひぃん、ぞくぞくするぅ……! 「やっ、だぁ……!」 「アレの日か、コーイチ」 「! う、うんっ、俺っ、あれのひ!!」 むにっと、股間を、揉まれた。 あのキモ金持ちに無理強いされて女子向けえろぱんつを渋々履いていた俺、頼りない薄い布越しにでっかい掌でチンコをもみもみされて、たまんなくて、巽の真っ黒服をぎゅって握りしめた。 「ふにゃぁ~……んっ」 「俺を欺こうなんて百年早ぇ、バカが」 「ごめっっんにゃっっしゃぃぃっっ!」 邪魔くさいからって、ナイフでドレスに大胆スリットをいれられた。 趣味糞悪ぃと、えろぱんつまでビリって引き裂かれた、素手で。 丸出しになっちゃった勃起チンコ、ぐちゅぐちゅ、しこられた。 野獣じみた手つきで胸元まで露出されたかと思えば、乳首、がっつり吸われた。 「ふゃぁぁぁっん! やんっっやぁぁっっ!」 ぼろぼろドレス姿の俺は巽の舌と手に感じっぱなし、胸きゅん度は限界ぎりぎり、体中が火照って……すんげー濡れてしまった。 「止まんねぇな、こんな濡れやがって」 「あんっ」 「いつもこうなのか、てめぇは」 「ち、違ぅよぉ……おっ男の人にされんのだって初めてだし、俺、そんな……じょ、女子とだって……もごもご」 「あのチビデブにも誰にも触られてねぇんだな?」 俺はコクンと頷いた。 手錠つき両手でやらしく濡れちゃった下半身の感触を自分でぬるぬる確かめながら、上目遣いに、巽をじっと見つめた。 「巽さんになら、もっと……濡らされてもいーかも……です」

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