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「え……えっと?」
「昨日の夜にヌいたくらいか、これだと」
なにこの体育教師。
性に関して鋭すぎません?
「……ハイ、まー、そんなとこ……です」
「ネタは」
「えっ」
「ネットで動画でも拾い漁ったか、コーイチ」
何が悲しくて昨日のズリネタを人に説明しなくちゃいけないんだぁぁぁぁ。
「言えよ」
「ふぇ……やだ」
「言えよ」
うわ、この人こわ、隠し事とかぜってーむりむり!
「……それ、は……思い出して……」
俺はすぐ頭上に迫る巽から視線を逸らして、恥ずかしくてしゃーないながらも、続けた。
「巽さんとのえっち……思い出して……」
「俺に突っ込まれてるの思い出してヌいたのか」
「あう……ハイ……」
は・ず・か・し・い。
穴があったら入りたい、てか落っこちたい、奈落の底まで。
「エロガキ」
「あう……」
「いつの思い出したんだよ、車か、店のトイレか?」
「……えっと……アレ……」
「アレじゃわからねぇだろうが」
「……バババ、ババ、バレンタインデー……」
「ああ、アレか」
『巽って、そう呼んでみろ』
「初めて……俺、女装してなくて……巽さんって、名前知って……それで、俺……よく思い出す」
「<よく>?」
あ。
墓穴掘っちった。
「あうー……」
はー、もういーや、この際だからぜんぶぶっちゃけちゃえ。
「俺、もうずっと……巽さんとのえっち、オカズにしてる……あっ!」
びっくりした。
巽、いきなり俺の背中に両腕回すと簡単に抱き上げて、ベッドに座り込んだ。
いわゆる対面座位ってやつ、だ。
「巽さ……、んむ」
キスされた。
さっきみたいに獣っぽくなくて、えっと……あ、だめだ、むり、溶ける、これ溶ける、なんもかんがえらんない。
……あ、巽の、かたくなってきた。
……俺のも、もう、こんな。
「……熱いな」
しばらくして唇を離した巽、俺は自分と巽の唾液をごっくんして、頷いた。
「シャワー、浴びるか」
もう一度こっくり頷くと、巽は一端繋がりを解いて俺をバスルームに連れてった。
狭過ぎない適度な広さ。
水に近いぬるま湯のシャワーが降る。
「あ……っはぁ……あん……」
タイル壁にもたれた俺の無邪気なチンコ、背後に立つ巽の利き手がかわいがってくれた。
頭のほうをぬるぬるしこしこ、真ん中をごしごし、タマをもみもみもみもみ。
巽のでかい掌、満遍なくかわいがってくれた。
「……あ」
巽はデカチンを俺のお尻の狭間に滑り込ませてきた、アナルにカチカチの感触が擦れてすっごくやらしい気分になる、勝手に腰が揺れる、そしたら手コキ摩擦が強まって、それがまたきもちいい。
シャワー浴びてんのに、さっきより熱い。
どうしよう、また、もうほしい。
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