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そして次の週末。
「ちっ遅刻してたいへんもうしわけありませぇんっ!」
「そんなヒール履くからだろ」
「今日どこ行くのっ?なに食うのっ?」
「お前、本当に反省してんのか」
お昼過ぎ、梅雨でもらんらん♪カジュアルな黒ギンガムチェックのシャツにダメージデニムのショートパンツを履いた、女装バッチリな俺。
相変わらずさっぱり涼しげVネックが似合う男前な体育教師。
待ち合わせ場所でその腕に飛びついて尋ねてみれば。
「今日、使うぞ、コーイチ」
「ふぇ? 何を?」
「お前が興味持ってたブツ」
「? なんだっけ?」
きょとーんした俺に巽は低く笑うと、肩を抱いて、俺の耳元にいきなりぐっと顔を近づけて答えを囁いた。
「使いたかったんだろ、尿道バイブ」
「こ、これ……? なんか前見たのと違うよーな」
「あれは上級者用だ、見た目からして初心者向けじゃなかっただろうが」
「そ、そうだっけ……」
何度か来たことあるラブホのシンプルな部屋。
巽が俺のために購入してくれた尿道バイブ。
全体的にうすーいピンク色で、ふにゃふにゃしていて柔らかそーで、あ、持ってみたら本当に柔らかい、綿棒みたいな細長い先っぽのところがぐにゃぐにゃ曲がる……。
パッケージから取り出されたばかりの新品尿道バイブを興味津々にいぢっていたら。
後ろに回った巽からシャツのボタンをぷちぷち外されて、肌蹴させられて。
デニムのホックも外されてぱんつごとするるん、あっという間に脱がされた。
えっ、あれ、あれ、なんかペース速くね?
いきなりコレ使うの?
ちゅ、ちゅーも……ないの?
いきなりバイブ本番ですか、緒方先生?
ぶびゅびゅッッ
「え……っ、え!? それなに?」
「ローションだ」
「こ、これがローション! 俺初めて見る!」
「変なところでテンション上げるな」
見るからにねばねばとろとろな糸引くローションを自分の掌にぶちまけた巽が……俺のチンコ、擦ってきた。
わ、わ、わ、わ、わ。
ほんとにすっごいぬるぬるしてるぅ・ぅ・ぅ。
し、しかも音が。
ぶちゅぶちゅって。
ぶっちゅんぶっちゅんって。
音がえろぃぃッ。
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