「ううんっ、全然いーよ、巽さ、」 「出てねぇな」 「えっあっうん、そだね」 シャツは脱がずに前だけオープン、曝されたぺちゃぱいに特に異変は見られない。 そんな俺のぺちゃぱいを真剣に見下ろす巽。 う、やっぱハズイ。 でも、なんかお医者さんごっこしてるみたいで……ちょっとドキドキすっかも……ち、違う、おっぱい出んだぞ？　もっと深刻になんねーと、 「あっ」 ぷにっ 巽、いきなり乳首を指で摘まんできた。 親指と人差し指に挟み込まれて、いつもみたいにヤらしいカンジじゃなくて、探るような手つきで、ぷにぷに？　ぷにぷに？　みたいな。 「こっから出んのか、コーイチ」 「え、あ、あ、う、うん、っ、ん」 ぷにぷにぷにぷに？ 「んっ、た、巽さん……っ！」 「なんだ」 「つ、冷たい……です」 冷たい指先、そんな指でぷにぷにされたら……ぞくぞくしちゃう、です。 「ああ、そうだな……じゃあこっちならいいだろ」 「ぁっ！？」 ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ？ 膝上に抱き上げられたかと思ったら、乳首のかたっぽ、舐められた。 ぷにぷにでツンツンしていた突起を、れろ？　れろ？　って、また探るみたいに。 「ぅ……っン、巽さ……」 「感じてんのか、コーイチ」 あ……あほーーーーーーー！！ こんなん感じるに決まってんじゃん！ 一般的な反応だろ、コレ！？ 「ぅああ……っゃ……ぅぅぅっ……」 あくまでもかたっぽ、右乳首をいつになく丁寧に舐め続けられていたら。 ……じわわわわわわわ～～ 「ッ」 「ぁぁ……っうそ、出ちゃぅ……」 右乳首から漏れ始めた……紛れもない……おっぱい。 突起の先っちょからじんわり漏れ、溢れて、ちょびっと滴った。 さすがの巽もびっくりしている。 ど、ど、どーしよ、ヒいてる？ これヒいてんの？ うそだろオイオイ……って顔なの？ 怖いよーーーー！ 「……甘い」 一端、おっぱいが滲む胸元から顔を離した巽、ぽつりとそんな一言を。