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■五分後
「ふゃぁぁ……っ……あん……っ!」
巽のデカチンが雄膣奥を突き上げる。
腹の底全体がきゅんきゅんしっぱなしの俺は巽を容赦なく満遍なく締めつける。
「あん……っあん……っあん……っ」
ぃっちゃぅぅ、すぐぃっちゃぅぅぅぅ。
ナマなんだもん。
使用放棄されたゴムはベッド脇に情けなく転がってる。
巽、あんなこと言うんだもん。
『一年前から思ってた』
『まだ高校卒業したばかりでアパレル目指してたお前に言うのは早ぇ気がした』
『でもな』
『やっぱり欲しい』
俺と巽の、二人のこども、産んでほしいって。
そんなこと初めて聞くし。
一年前からとか、なんて、反則だし。
働くの楽しーけど、巽といる方が何倍も楽しい、しゃーわせだから。
だから、俺……。
「あ………………!!!!」
すっげー久しぶりな生デカチンのナマ感触に俺、すぐいっちゃった。
そしたら巽も……いっちゃった。
ひっさびさのナマ中出し。
デカチン内を駆け上がってきた熱々精液が俺の雄膣底にたっぷり注ぎ込まれる。
青筋ビキビキペニスが射精痙攣でびっくんびっくんのた打ち回っているのがはっきり伝わってくる。
でも、巽の、まだまだカチカチ。
射精しながら奥底ぶちゅぶちゅがっつりがっつり掻き回してくる、ぁぅ、たまんなぃ、連続いきっぱなしになる。
「巽ひゃぁ……っあんっぁっぁっあっ」
前屈み気味な巽の脇腹にぎゅって両足を絡ませて雄膣に満ちていく熱流精子にぞくぞくぶるぶる。
ひくひくアナルが巽のデカチンを食べちゃうみたいな悶絶収縮を繰り返している。
いったばっかのチンコを擦られながら、雄膣をしつこくえろく擦り上げられて、完全勃起乳首まで吸われたら、全身がやばいくらい痙攣した。
「ぁっぁぅっ巽ひゃっぁっぁっぁ」
「……悪い、コーイチ」
「た、つみ……っ」
「抑えられそうにねぇ……」
「んっぃぃよ……っぃぃから……っもっと奥まできて……っ? 俺……っふゃぁぁぁ……んっ!」
俺、しゃーわせだから。
■×年後
「たちゅみ~(*´∇`*)」
「こら! 小市 ! 巽さんを呼び捨てすんな!」
「ばーか!(`□´)」
「うわっこいつかわいくね!」
コーイチが産み落とした愛の結晶を抱いた俺の背中にぎゅっと抱き着く新妻男子のコーイチ。
幸せにも程がある。
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