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24-パラレル番外編★孕んじゃう後日談a
■コーイチのこども、小市の台詞には顔文字が多用されています注意
ちゅんちゅん、朝がきた。
カーテン越しに聞こえてくる雀のかわいいさえずり。
隙間から届く明るい陽射し。
あったかいベッドの中。
思いっきり背伸びして、寝返りしたら、おめざにバッチリな声が。
「起きたか、コーイチ」
あ、俺のダンナ様、先に起きてた。
まだ重たい瞼を持ち上げて目を開ければ男前な指に前髪を梳かれる。
起き抜けで、いつもは鋭い眼差し、ちょっと穏やか。
パジャマ姿で、掠れた声、寝癖。
こんな巽を独り占めできるのは嫁の俺だけ!!
「巽さぁん、おは、」
「たちゅみーーーーー!」
どすっ!!
「ふぎゃっ」
「たちゅみ、晴れた、晴れた、いい天気」
「そうだな、小市」
「たちゅみ、いっしょ、お出かけ?」
「ああ、今日は弁当持ってお出かけの日、そう約束しただろ」
「たちゅみー好きー(*´∇`*)」
ベッド上でジャンプして、どすっ!!と俺に着地したのは……巽に頬擦りしているのは……俺と巽のこども、小市だ。
孕み男子に突然変異した俺が産みました。
「あっ小市っこらっ! 巽さんにちゅーするな!」
「ばーか!(`□´)」
きぃぃぃぃぃ!
ほっぺにちゅーとか嫁の特権なのにぃ!
げ!!
巽まで小市にほっぺちゅーした!
「た、巽さん、して、俺にもして?」
「早く起きろ、いつまでダラダラしてんだ、コーイチ」
……最近、ダンナ様が素っ気ないです、テヘヘ↓
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