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ちゃぷ、ちゃぷ、ちゃぷ
「ン」
「お前、疲れマラか、すぐに勃ったな」
バスタブに巽と二人で入浴。
男前な手は俺の体にえっちな愛撫を施し中。
お湯の中で勃起しちゃったチンコに長い指が絡みついて、ゆっくり、ゆっくり、上下に撫でられる。
かたっぽの乳首をゆっくり、ゆっくり、クニクニ、クニクニされて。
すごく、すごく、とろけそうなくらいきもちいい。
でも悲しいことに集中できない、です。
「こ、小市、来ないかな……っ?」
「さっき確認した、ぐっすり寝てる」
「で、でも、もしも来ちゃったら」
「あの調子だと起きるのは明日の朝だ」
「……でも……、っン」
ぶちゅっとキスされた。
キスされながら、乳首とチンコをずっとゆるゆる攻められる、唇に伝わってくる巽の熱い息、思わず喉が鳴る、薄目がちに確かめてみたら向こうもうっすら目を開けてて、あ、視線合わせたらやばい、全身ぞくきゅん、キタ。
「……無駄にえろい顔しやがって」
「だ、だって……久しぶりで……セックスレス……だったじゃん、俺と巽さん」
「……は?」
「……ご無沙汰……だった」
巽がいきなり愛撫を止めた、あ、やだやだ、止められたら却って上り詰めちゃいそーだ。
「……俺とお前が最後にやったのはいつだ、コーイチ」
「ン……一ヶ月前だよ? 一ヶ月もしてなかったよ……?」
小市が実家で遊んでるとき、俺と巽はせっせと営んでました。
「それって……セックスレスってやつでしょ?」
「ある意味怖ぇな、お前」
「……なにそれ、どーいう意味、てかなんで笑ってんの、真剣に悩んでたのにっ」
「悪い」
じゃあ解消しないとな。
「……あ」
チンコを撫で擦っていた手がもっと下へ。
一番長い中指がアナルを意味深になぞっていたかと思えば、ツプ……とナカへ。
やらしく反らされた指が肉を掻き分けて第二間接まで進んで、コリコリ前立腺を刺激される。
「あん……っは、ぁっ、そこぉ……きもちいい……っもっとコリコリさせて、巽さぁん……」
一ヶ月ぶりに抉じ開けられて、体は当然、頭んなかまで一瞬にしてエロモード、ダンナ様におねだり。
巽は相変わらず乳首をクニクニいぢりながら俺のアナルに指を出し入れ。
中指に人差し指が追加されて休むことなく性感帯を攻められた。
「やぁん……乳首もソコも……すげーコリコリになっちゃぅ……」
「えろい嫁だな」
「……こんな嫁、イヤ?」
「まさか」
ちょっと強めに乳首をコリィッとつねられ、同時に、前立腺をグリグリ指で突かれた。
「お前は自慢の嫁だ、コーイチ」
もう欲しい、腰揺れちゃってる、早く巽のデカチンで攻められたい。
「た、巽さん……もう、」
指が抜かれて、ちゃっぷん、バスタブ縁に座らされた。
両足をがっと開かされる、それまでゆっくり丁寧だったのに急に乱暴にされて、その変調にすらチンコがぴくぴく反応してしまう。
あれ、でもちょっと待てよ。
「巽さん……ゴムは?」
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