115 / 241

24-5

「なぁ、コーイチ」 「ふぁい」 「二人目つくらないか」 「……ふぁい?」 「小市に妹か弟、お前、どう思う」 唐突なんだよなー、巽。 前と同じ、それまでなーんも表に出さないで、いきなり本音暴露。 でもね。 「うん……俺もね、そう思ってた」 小市、お兄ちゃんになったら、きっと喜ぶ。 巽に色んなこと教えてもらったみたいに、妹か弟に同じように色んなこと教えて、みんなで成長していけると思う……俺も含めて。 「じゃあ、いいな?」 「……うん、巽さん」 巽とまた新しい愛の結晶を二人で育めるのも嬉しい、から。 久しぶりのナマ感触はやっぱすごかった。 「んぅぅん……っんっんっ!」 声出さないよう必死でガマンしたけど、限界すれすれ、ずっと絶頂に達してるみたい、ていうか連続ドライ絶頂状態。 「ぁっ……ふゃぁぁぁ……っ!」 ナマなデカチンが雄膣を激しく擦り上げる、ゴムに慣れていた俺の肉奥は久々な激熱感触との再会に喜んで、キュンキュン締めつけ抱擁で出迎える。 腰をがっちり抱え込まれて奥までしっかり打ちつけられた。 バスタブ縁に座って壁の角にもたれていた俺は巽にしがみついた。 「これ、ぇ……奥まで、深……ぃ、っ……奥、届いてる……っ巽さぁん……ッ」 「……お前のここ、熱いな」 「あ……っそこぉ……そこにっ……巽さん……」 長い指が俺の肌にもっと食い込んで、俺の雄膣奥、巽のペニスに深く深く小刻みに突き上げられた。 あ、もう、よすぎて、これ、意識飛んじゃう、もっと絶頂きちゃう、チンコすっごぃ濡れちゃう……。 最奥にグリィッと押しつけられたデカチンがブルブル痙攣した。 なんとか意識を保っていた俺はぎゅっと唇を噛む。 「ーーーーーッッッッ!!!!」 猛烈に迸った巽の精液、雄膣のいっちばん奥で受け止めた。 ぶるぶるぞくぞく耐えていたら、チンコ擦られて、また声ガマンするのに必死で、ひゅーひゅー喉が鳴る、腹が震えまくる。 巽の射精余韻を痛いくらい感じながら俺はウェットで達した。 「は……っあ……! はぁ……っあん……ったつみ、さ……」 「コーイチ」 頬にひっついていた髪を耳の後ろに追いやって、巽、俺にキスしてきた。 脱力しかけている俺を一端抱え上げ、湯船に戻して、抱きしめてくれた。 あったかい、巽と触れてるとこぜーんぶ、とけそ。 「ン……もっかい」 「……えろ嫁が」 「テヘヘ」 *** 「なぁ、小市」 筋張った両腕の中にすっぽり収まった我が子に話しかける父親。 「にゃ?(*´∇`*)」 「お前、妹か弟ができたら嬉しいか」 「いもーとかおとーと、できるの?」 小市は楽しげに父親に話しかける。 「いもーとかおとーとって、カレーにいれたらおいしい?」 「カレーにいれるモンじゃない」 にゃ、いもーとかおとーとって、にゃんだろ。 いつできるのかな? 楽しみー(*´∇`*)

ともだちにシェアしよう!