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「なぁ、コーイチ」
「ふぁい」
「二人目つくらないか」
「……ふぁい?」
「小市に妹か弟、お前、どう思う」
唐突なんだよなー、巽。
前と同じ、それまでなーんも表に出さないで、いきなり本音暴露。
でもね。
「うん……俺もね、そう思ってた」
小市、お兄ちゃんになったら、きっと喜ぶ。
巽に色んなこと教えてもらったみたいに、妹か弟に同じように色んなこと教えて、みんなで成長していけると思う……俺も含めて。
「じゃあ、いいな?」
「……うん、巽さん」
巽とまた新しい愛の結晶を二人で育めるのも嬉しい、から。
久しぶりのナマ感触はやっぱすごかった。
「んぅぅん……っんっんっ!」
声出さないよう必死でガマンしたけど、限界すれすれ、ずっと絶頂に達してるみたい、ていうか連続ドライ絶頂状態。
「ぁっ……ふゃぁぁぁ……っ!」
ナマなデカチンが雄膣を激しく擦り上げる、ゴムに慣れていた俺の肉奥は久々な激熱感触との再会に喜んで、キュンキュン締めつけ抱擁で出迎える。
腰をがっちり抱え込まれて奥までしっかり打ちつけられた。
バスタブ縁に座って壁の角にもたれていた俺は巽にしがみついた。
「これ、ぇ……奥まで、深……ぃ、っ……奥、届いてる……っ巽さぁん……ッ」
「……お前のここ、熱いな」
「あ……っそこぉ……そこにっ……巽さん……」
長い指が俺の肌にもっと食い込んで、俺の雄膣奥、巽のペニスに深く深く小刻みに突き上げられた。
あ、もう、よすぎて、これ、意識飛んじゃう、もっと絶頂きちゃう、チンコすっごぃ濡れちゃう……。
最奥にグリィッと押しつけられたデカチンがブルブル痙攣した。
なんとか意識を保っていた俺はぎゅっと唇を噛む。
「ーーーーーッッッッ!!!!」
猛烈に迸った巽の精液、雄膣のいっちばん奥で受け止めた。
ぶるぶるぞくぞく耐えていたら、チンコ擦られて、また声ガマンするのに必死で、ひゅーひゅー喉が鳴る、腹が震えまくる。
巽の射精余韻を痛いくらい感じながら俺はウェットで達した。
「は……っあ……! はぁ……っあん……ったつみ、さ……」
「コーイチ」
頬にひっついていた髪を耳の後ろに追いやって、巽、俺にキスしてきた。
脱力しかけている俺を一端抱え上げ、湯船に戻して、抱きしめてくれた。
あったかい、巽と触れてるとこぜーんぶ、とけそ。
「ン……もっかい」
「……えろ嫁が」
「テヘヘ」
***
「なぁ、小市」
筋張った両腕の中にすっぽり収まった我が子に話しかける父親。
「にゃ?(*´∇`*)」
「お前、妹か弟ができたら嬉しいか」
「いもーとかおとーと、できるの?」
小市は楽しげに父親に話しかける。
「いもーとかおとーとって、カレーにいれたらおいしい?」
「カレーにいれるモンじゃない」
にゃ、いもーとかおとーとって、にゃんだろ。
いつできるのかな?
楽しみー(*´∇`*)
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