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ギッシギッシギッシギッシ、ド派手に鳴り軋むベッド。
「あんっ!やんっ!あっ!あっ!」
人間姿となった黒ずくめの巽は寝間着ランジェリーを脱がせる手間すら惜しんでコーイチに即座に伸しかかった。
アナルにぐっっっさり突き立てられたかと思えば、ずんずん、ごりごり、ぐりぐり、容赦なく最奥を攻め立ててきた巽の……紛うことなきメガイチモツ。
一ヶ月ぶりで窮屈なお尻奥を我が物顔で押し拡げ、先走りで濡らし、音を立てて小突いてきた。
「あーーーー……っっ、う、飢えさせたって……俺ッ、ちゃんとごはんあげてたもんッ! 朝昼夜お肉食べさせてたじゃんッ!?」
M字開脚されてスケベランジェリーをぐちゃぐちゃに乱し、あんあん喘ぎながらも、コーイチが必死になって言い返そうものなら。
「毎晩毎晩、飽きもせずにシコりやがって」
「ッ……ッ……ッ……!!」
「毎晩毎晩、俺がどれだけ耐えて日に日に飢えていったかわかるか、てめぇ」
その気になれば狼姿でコーイチを無理矢理……造作なかっただろう。
巽は踏み止まった。
良心が咎め、自分に仕える身のコーイチを気遣って、それだけはやめておいた。
「ご……ご主人様ぁ……」
「満足するまで食わせろ、コーイチ」
自分より華奢な両足を逞しい肩に担ぎ、真上から腰を叩きつけるようにして激しくピストンする。
速やかに下肢を駆け上がってきた射精欲求に従って荒ぶる腰遣い。
コーイチの爪先が小刻みに繰り返し虚空をなぞった。
「あんっ、ご主人、さまっ……いくっ、いっちゃぅっ、そんな突かれたらっ、おれぇ……ぁっぁっぁっ、ぃっぃっぃっ……ぃく……ぅっっ!!!!」
荒ぶりまくりなメガイチモツピストンに全身を蕩けさせて、コーイチは、絶頂した。
巽を凄まじく締めつけながら偽メイドペニス先っぽから偽メイドみるくをびゅーびゅーしぶかせた。
コーイチが絶頂していようと巽は一切お構いなし、速度も緩めず、むしろ加速させ、生意気に締めつけてくる偽メイドにお仕置きなる激短ストロークを叩き込んだ。
「うはぁっ!やらぁっ!それらめぇっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」
突かれる度に甘ったるい絶叫を上げる絶頂コーイチを視界に刻みつつ、巽は、やたら尖った犬歯をギリギリ鳴らして解き放った。
たっぷり、じっくり、特濃白濁メガイチモツ汁なる絶頂の証をコーイチの最奥に注ぎ込んだ。
「んーーーーーー……っっ!!!!」
一ヶ月前よりも荒々しいご主人様に目を回しそうになる偽メイド。
一発目から間髪入れず、硬いままのメガサイズでぬるぬる化した肉壺を掻き回されて嫌々と首を左右に振る、もちろん巽は聞き入れない。
「ぅひゃっっ!?」
挿入が解けないようコーイチを引っ繰り返すと、お尻を突き出させ、次は後ろから。
腹這いになったコーイチはぎゅぅぅぅぅっとクッションを握りしめた。
下顎はあっという間によだれ塗れ、手触りのいいシーツにまで滴っていく。
股間では偽メイドペニスがビクリビクリと痙攣気味、新たな雫に濡れそぼって卑猥さに拍車がかかっていた。
「も……っもちょっと、ゆっくりぃ……っ!」
「知るか」
「う……っうぇぇぇん……!!」
「鳴きたかったのはこっちだ、エロメイド」
ランジェリー越しに細腰を掴んで肉孔を貫いていた巽は不意に上体を倒した。
脇腹から差し入れた利き手で、とろとろな偽メイドペニスを、きゅっと握りしめる。
思わずビッッックン仰け反ったコーイチの耳元に低音ボイスで囁きかけた。
「毎晩、こんなとろとろにしてたのかよ……」
「あっ、あんっ、あんっ、ごしゅじんさまぁっ……ぁん」
「俺の体に擦り寄って、毎晩、こんな風に一人遊びしてたよな……?」
ただ握りしめていただけの手が上下運動を開始し、堪らず、コーイチは鼻から抜けるような吐息を洩らした。
「はぁああぁぁあぅ……」
うるうる涙目で肩越しに巽を見つめ、びしょびしょに濡れそぼった唇で、コーイチは言った。
「食べる……俺も、ご主人様ぁ……いっぱい食べる……っ」
「……このクソエロ」
「ふゃぁんっっ!」
激しくもでれでれ甘々な一夜はやがて終わりを迎えるが。
「ぐるるるる、ご主人様、朝ですよー?」
「ッ……ガルル」
珍しく自分より長く眠っていた狼ご主人様に嬉しそうに寄り添って鳴き真似する偽メイド。
もふもふ狼姿の方が気兼ねなくくっつくことができ、コーイチはこんな特殊な偽メイド暮らしを満喫しているようだが。
「今日は一段ともっふもふですねー!」
くっつかれる巽は次の満月まで再び辛くも忍耐の日々を過ごすのであった。
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