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「な、鍋のベースは何でもいーけど。またいっしょ買い出し行きたい」 「へぇ」 「服とか靴、見てもらうのも楽しーけど。あんな風にスーパー行くのも、なんか、楽しかった、です」 「そうか」 まだ湯気が出てる鍋。 そのまんまなコップとか皿とか茶碗。 部屋中にいっぱい満ちたおいしい匂い。 「来年は、」 後ろからぎゅってされた。 逞しい腕に胸を締めつけられたら、どーしてもムズムズしてくる。 ごはん食べたばっかなのに。 「ど真ん中でおっ始めてみるか、」 オーバーニーのあったかストッキングに包まれた太腿を撫でられた。 「客や店員にいくとこ見てもらえよ、」 耳元すぐ近くでイタズラに囁かれて、俺もう、そんな風にされたら……食べたばっかなのにぃ……片づけだって終わってないのにぃ……! 「堪らなさそうに体くねらせて俺の咥え込んだままブッ飛べばいい」 もぞり、スカートの中に潜り込んできた巽の利き手。 セクシーキュート系ランジェリー越しに、悲しいことにもう半勃起しつつあるチンコ、サイコーにヤラシク撫でられた。 「お前ほんと勃ちやすいのな」

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