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「あ……すげ……」 ごめん、ごめん、巽。 「こんなん……はぁ……ッ持たねぇ……」 ごめん、もうらめ、俺も全然らめ。 「コーイチんなか……ッすげぇ熱くて……ん……もってかれそ……キツイ」 「も、もぉ、いろいろ一度に言うなぁぁぁ……ッ耳おかしくなるッ……ふあン……っ巽のデカチンだって熱ぃぃ……っ俺の奥ぅ、だめになっちゃぅ……っ」 「ッ……コーイチ、なんでそんなえろいんだよ……」 壁際で立ちバック。 俺のアナルは巽の童貞を完食する。 「まだ俺とそんな年変わんねぇくせ……どんだけ経験あんだよ……えろい年上の男でも相手してんのかよ……?」 それ未来のお前ですからーーーー!!!! 正直、上手だとか、オトナ巽と比べてそうじゃないとか、よくわかんねー。 ただもう、中学生巽とシてるって、童貞食べちゃったって、それだけで心身悶々爆発中。 聞き慣れない喘ぎ声とか切羽詰まったカンジに煽られっぱなしで。 「あ……いき、そ……ッ」 巽、いっちゃった。 それから、一端抜くと、くるりと俺の向きを変えて向かい合わせにして。 また、壁際で立ったまま、ずぷずぷずぷって……。 「ぁーーーーっ……!」 「えろい顔……」 「ぁん……たちゅみぃ……」 「ッ……えろすぎ、だろ……」 あ。 中学生巽、自分からちゅーしてくれた。 「ぁ、もっとして、いっぱいして、俺のこと……ッもっともっともっともっと巽の好きにして……ッッッ」 そして俺は。 帰るべくして元の世界にすとーんと帰ってきた。 「何だ、いきなり」 オトナ巽のひろーい背中に抱きつけば。 中学生巽のまだ不完全だったけれど今よりも体温高めの熱が肌に蘇った。 はぁ。 なんだろ。 なんか切ない。 「公衆の面前で甘えやがって」 そう、ここは人でいっぱいな街中、だ。 「巽さん、恥ずかしい?」 「大目に見て甘えさせてやる、コーイチ」 「テヘヘ」 巽、巽。 俺と出会ってくれてありがとです。

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