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37-6
「俺、ずっと……ここんとこ頑張ってた緒方のこと、誰よりも労いたかった……です」
うっわ、やっぱでっか!!
ボクサーパンツをずり下ろせば目の前でブルンと仰け反った非童貞優良ペニス。
こんなにも至近距離にするのは初めてで、その迫力に、コーイチはまたも喉ゴックンさせた。
「ん……っ」
「ッ……コーイチ……」
「んっ、む……んぶぶ……っ……は……緒方のデカチン、すっごい……口んなか入れたら、口んなかでビクビクって跳ねたぁ……なんでこんな青筋でんだよぉ……えっろいチンコしやがってぇ……」
恐る恐る根元に片手を添えて固定し、ギンギンカチコチなペニス先っぽを不慣れにはむはむするコーイチに、緒方は低く息をつく。
「お前の方がえろいだろーが」
「緒方の方が絶対えろいしっ」
「お前のココ、さっきからヒクついてんだぞ、あっという間にスケべになりやがって」
「緒方のデカチンだって……っ……んむむむむ……苦くて、しょっぱくて、クソスケベな味するしッ」
「ッ……お前のココなんかこうしてやる」
「う、ひ、ぃっ……緒方のデカチンいぢめてやるッッ」
あほみたいな言い合いをしながら。
さらに顔を埋めて大胆に口づけて。
不埒で濃密なひと時に溺れ合った。
「んっ、んっ、んっ……んぶ、んぶ……っ……んぅぅぅぅ……っ」
唇奥でビキビキと脈打ち始めたペニスに絶頂を予感したコーイチは切なげに眉根を寄せた。
緒方の、いきそう。
このまま口んなかでいってもらっても……いーかも。
「コーイチ……」
逡巡の入り混じる呼びかけに答えてやる。
「緒方ぁ……いーよ……このまま……」
コーイチの答えを聞いた緒方は。
いきなり体勢を変えた。
「ぇっっっ」
ベッドにごろんと仰向けにされたかと思えば、がばりっっ、両足を押し開かれて。
たっぷりご奉仕されて、びっしょり濡れて、すっかり解れたアソコに……嫌がる暇もなしに……絶頂寸前でぱんっぱんに張り詰めたデカチンが……。
ずんっっっっ
「あっっっっっっっ」
コーイチは目をヒン剥かせた。
緒方に一瞬にして処女を奪われた、それどころか。
「は……ッ」
「えっっっっっっっ」
処女喪失にして中出し、された。
「っ……ぃぃぃぃぃっ……ちょ、マジか、このエロデカチンっ……ひ、ぃ、ぃっ……中、射精 されてっ……このクソスケベっ……ぁ、っ、あ、ぁ、ぁ……は……挿入 っちゃってる、ぅ……緒方の、おれんなかに、ぃ……っ」
びゅっくびゅっくと仮膣に注ぎ込まれる濃厚飛沫。
指や舌とは比べ物にならない本番ペニス挿入にジンジン疼く後孔。
「ぅ……っぅ……っぅ……っぬ、抜けっ……デカチン抜けぇ……っ」
みちみち限界まで押し拡げられたアソコ。
太腿を微痙攣させ、ぼろぼろ涙してキレているコーイチを、半開きの目で緒方は見下ろした。
「……まだ挿入 れたばっかだろ、コーイチ」
「ひっっ……ちょちょちょっ……!」
射精しても尚、熱く硬く張り詰めたままのペニスをぬぷぬぷ抽挿される。
白濁を浴びてぬるつく内壁をズリズリ擦り上げられる。
コーイチは声にならない悲鳴を上げた。
熱々にも程がある男前ペニスで処女喪失したばかりのアソコを優しく攻められて、びっくんびっくん、薄っぺらなお腹を波打たせた。
「やらぁ……っ……緒方の、ばかやろっ……本番、やだって言ったのにぃ……」
「バカヤロー……これ以上待てるか……」
「あんっ……奥来んなぁ~~っ……奥突いちゃだめ~~っ……!」
「ん……ッ……我慢できねぇよ……お前んなか、すげぇ、イイ……」
「っ、っ、っ……お、おかしくなっひゃ……おれぇ、だめになりゅ、ぅ、緒方ぁ……っ」
ぱっちゅんぱっちゅん突き上げられ、甘苦しい恍惚に身も心も貫かれて。
コーイチは緒方にがむしゃらに縋りついた。
モッズコートによる衣擦れの音を頻りに奏で、自分に夢中になっている彼に好きなだけ爪を立てた。
「緒方ぁっ……おれぇ……」
「来年も俺と一緒にいろよ、コーイチ……ッ」
「いるっっ……ずっと、いっしょいるっ……!」
我慢していた欲望をここぞとばかりに打ち明けながら緒方は揺らめくコーイチに告げる。
「お前のこと一番好きだからな」
来年も、その先も、たとえば夢が叶って体育教師になってからも。
「俺もっっ……緒方ぁ……大好きぃ……」
そっか。
緒方にもっともっと限界越えておかしくなってもよかったんだ、俺。
★★★
「緒方っ、ウィンターカップ優勝おめでとう!!!!」
「頑張ったのは生徒達だけどな」
「緒方だって指導頑張ったでしょ、えらいえらい」
「頭撫でるな、照れるだろ」
「ご褒美に焼肉ご馳走して労ってあげましょー!」
「労うとか、難しい言葉よく知ってたな、コーイチ」
「っ……それ懐かしスギますから、緒方センセイ」
緒方は俺の誇りで自慢の恋人です、テヘヘ♪
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