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濡れた体もろくに拭わずに阿南は三里をベッドへ。 「あ…………」 さらさらした布団の上、膝が肩につきそうになるくらい太腿をぐいっと押し上げ、みるみる発熱したペニスの先をアナルにあてがう。 「ふぁぁ……おちんちん、はいったぁ……」 長い睫毛を震わせる三里に若さはちきれんばかりの十代ペニスを根元まで捩じ込む。 さっき学校のトイレで一回及んだばかりなのに、まるで久し振りのように、きゅうきゅう締まる仮膣。 どくどく脈打つペニス全体に粘膜がはりつき、さらに奥へ誘うように収縮を繰り返す。 阿南は三里の両手首をシーツに縫い止めてピストンを始めた。 粘膜を押し拡げるように熱源を激しめに出し入れする。 上体を倒して肌も重ねて興奮を高める。 「く……っ」 「あぁんっ……あん……っ」 「三里……っ」 「あっ……やっ……やん……っ」 「ッ……いいか?」 「ふぁぁん……っあなんくん……っ」 「は……あ……ッ」 「んんっ……すっごく……きもちいい……」 恋人繋ぎみたいに両手を重ね合わせ、阿南は、三里にキスした。 唾液でびちゃびちゃな口内を互いに掻き回す。 発情期じみた息遣いで唇をしつこくぶつけ合う。 舌先を交互に舐め合う。 薄目がちに見下ろしてみれば三里は目を瞑ってキスに夢中で。 そんなクラスメートの様子に阿南は心の底から感じて。 キスを解き、がむしゃらに突いて突いて突いて、また突いて。 いつも手放しで甘やかしてくれる仮膣の奥で絶頂に至った。 「あッ……なか、きて……ッ」 三里はぞくぞくドライで達した。 射精に行き着かなかったペニスがぴっくんぴっくん、腹の上で震えている。 透明なカウパーでびしょ濡れ、それがまたヤラシサに拍車をかける。 「……っ、ひにゃっっ……!!」 阿南の掌に包まれ、しごかれると、三里はすぐに白濁飛沫を勢いよく放った。 アナル奥の圧迫感が増し、今度は阿南が空イキする。 「う……っ」 「やぁぁぁぁん…………ぃっちゃったぁ……あなんくんにおちんぽよしよしされて……ぃちゃった……」 愛らしい色をした乳首までぷくりと勃起させた三里、はぁはぁ息を乱し、半開きのうるうるまなこで阿南を見つめてきた。 ……今日は三里がやたら鮮やかなかんじに見える。 「……かわいいな」 「やっ……それやだ……やめてってば……!」 真性淫乱だと思っていたあの三里が照れている。 それがさらにかわいく思え、阿南は、無意識に三里の頬をぺろぺろするのだった。 「後ろから、好きなんだろ」 四つん這いバックで短めストローク、奥を狙ってずんずん激ピストン、わざとらしいくらいに鳴らされる乾いた音色。 「っ……好き、ぃ……バックでがんがん突かれるの……好きっっ……っ!!」 奥の奥まで休まず立て続けに攻められて力が入らず、支えられた腰だけを高々と浮かして、三里はシーツに片頬を埋めた。 「にゃぁぁぁんっ……あにゃんくんっ……ふにゃっ……っ」 呂律が回らずにシーツの上でのたうつ虚脱がちな三里……。 学校、朝、教室。 クラスメートと他愛ない遣り取りを交わして自分の席に着いた阿南。 さり気なく視線を向けてみればすでに登校していた三里は窓際に座っていた。 眼鏡をかけ、無口で、窓の外ばかり眺めているクラスメート。 三里、お前って、普通に映画とか誘ったら一緒に行ってくれるんだろうか。

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