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女装三里はやたらエロボイスを上げ連ねた。 場所がラブホだというのと、普段は大抵本番直行なのに阿南先生が珍しく前遊に時間をかけてきたからだ。 制服を着たままの三里を後ろから抱きしめ、乱れたブラウスの合わせ目から片手を突っ込み、ブラ越しに薄っぺらな胸を揉む。 抉じ開けた両足の中心をさらさらしたサテンの生地越しに愛撫する。 「……先生ぇ……僕……ほんとの女の子になっちゃいそぉ……」 女子についているわけがないペニスをきゅっと握り締めると三里は小さく跳ねた。 ブラの隙間から滑り込ませた指で乳首をしばしいじくれば、軽薄なピンク色の中心にじんわり染みが出来上がる。 「あん……濡れちゃう……先生のえっちな指で……僕、すぐ濡れちゃうの……」 「……お前、前にも女装して誰かとやったのか」 阿南は三里のぷにぷに乳首をぎゅっと抓った。 「やぁんっっ」 「随分、板についてるみたいだな」 「っ……乳首だけじゃ、や……おちんぽも触って、せんせぇ……」 「答えろ、三里」 「……それ……やきもち?」 阿南はいつにもまして無愛想になった。 引き千切りそうな勢いでか弱い乳首を限界まで引っ張り上げた。 「や!やん!らめぇ! とっとれちゃぅぅっ……っしっしてないです……女装初めてだもんっ、スカート履くのも初めてだってばぁ」 「その割りには着こなしてるな」 三里はずれた眼鏡越しに阿南を見上げた。 指通りのいい髪をパーカーに擦らせて、涙目で、ふやけたように笑った。 「わぁ……嬉しいです、それって……褒め言葉ですよね、阿南せんせ……?」 食えない生徒である。 阿南は三里をふかふかベッドへ仰向けに押し倒した。 びりびりびりぃ!

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