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「ふぇっ?」 三里は呆気にとられた。 買ったばかりのブラウスを、ボタンがベッド外まで飛んで行ってしまうくらい、阿南に乱暴に引き千切られた。 ブラが強引に上にずらされて、指で散々いじられて勃起していた乳首に噛みつかれた。 「ひゃっっ……!」 さすがに今のは痛かったかもしれない。 阿南は歯を立てたばかりの乳首を緩々と舐めた。 唾液をたっぷり舌端に纏わせて労わるようにゆっくり舐め回した。 いじり回され、その上噛みつかれた小さな突起は尋常じゃないくらいの敏感スポットと化し、三里はびっくんびっくん震えた。 しかも骨張った大きな手がとうとう窮屈なランジェリーの中へ入り込み、ビンビンになっていたペニスまで緩やかにしごかれて、幼児みたいに涎を零した。 「ん、せん、せ……っいいよ、噛んでも……ガブガブしていいです……」 「……噛んだら痛いだろ」 「いいの……阿南先生だったら……痛いのも、きもちいいの……」 「……」 全裸になった阿南先生は女子制服着用の淫乱生徒にペニスを突っ込んだ。 「……っあぁぁぁぁぁーーーーー!!!!」 アパートであったならば他の部屋に筒抜けだったに違いない。 ここはラブホだから、断末魔にならない限り、見過ごされる。 「ぃ……今ので……っ処女膜……やぶれちゃいましたぁ…………」 何を今更。 阿南は苦笑を噛み殺し、動き始めた。 ランジェリーを横へくいっとずらし、くっきり青筋の浮かぶ怒張ペニスを生徒アナルに浅く深く欲深く突き立てた。 袖の余ったカーディガンにほぼ覆われた手を口元に押し当て、三里は、好き勝手に突かれる快楽に早速イキ狂う。 「ぃっっ、ぃっっ、いっっ、ぃっっ、いっっ、いく……っっっ……!!」 阿南がピストン運動に励んでいる最中にこれみよがしに射精した。 「ッ、締まる……」 射精中の三里をがくがく揺らして激ピストンに突っ走った阿南先生。 種付けを目的とするかのように、傲慢に、貪欲に……。 「あ…………きもちい…………せんせぇの、熱いの、きて……」 「ッ……三里……」 「あん…………きもちぃぃ…………」 睦言じみた上擦った呟きを洩らしながら、三里は、とろんと笑った……。 「三里、それ、やめろ」 混み合うファミレスでそんな真似はやめろと、阿南は、三里を見据える。 向かい側じゃなく隣に平然と座った三里は一切構わず鳥の雛のように無言で「あーん」を続ける。 阿南先生はやむなく一口分のパフェを三里の口の中に突っ込んだ。 「先生が甘いもの好きって知りませんでした」 阿南のだぼだぼパーカーを着込んで、実は隠れた下肢にはコンビニで買ったばかりのパンツしか身につけていない三里、平然と甘いクリームを飲み込むと小声で囁いた。 「今度、いっぱい食べさせてあげますね」 「……自分自身に生クリームでも乗っける気だろ」 「すごい、なんでわかったんですか?」 「………………」 阿南はいつにもまして拍車のかかった無愛想ぶりであっという間にパフェを完食するのだった。

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