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「はぁッはぁッはぁッ……ぐすっ……あん……はぅぅ……っはぅ……」 「……三里」 「……はぁぁぁ……せんせ……僕、お潮噴いちゃいましたぁ……あん……あ、どうしよ……きもちよくて……腰ビクビクしちゃう……ふふっ……」 くたぁ……と阿南にもたれた上半身は脱力気味ながらも、下半身、腰はびくんびくん過剰に揺れている。 おしっこでも精液でもない透明汁を放出した生徒ペニスはびっしょりびしょびしょで。 「お潮噴いたの……僕、初めてですよ……? ふふっ……」 阿南は汗をかいた三里をゆっくりベッドに仰向けに寝かせた。 前戯もイイが、やはり本番を何よりも好む三里、けしからん淫乱生徒は挿入を求めて自らM字開脚。 しかし阿南は三里の予想と違う行為に出た。 「……ぇ……せんせ? あ、待っ、ぇ、ぁ、ぁっぁ…………!!!!」 潮噴きしたばかりの生徒ペニスが阿南の口内に深く招かれる。 招かれるなり、きつく、吸われる。 問答無用に勢いよくひたすら吸引される。 三里は心臓蘇生でも施されたかのように限界まで胸を反らした。 「ゃぁぁぁぁーーーっ……吸っちゃらめぇっ……あんっあんっ……あ、あ、あ、あ、ぃ……くぅ……っんーーーっ……んぅぅぅぅーーーっ……!!」 阿南の口内で三里は空イキを繰り返した。 吸引が終われば尿道を一心に舐められて、ダッフルコートの下に潜り込んできた手で片乳首をコリコリ抓られて。 お、おかしくなっちゃぅ……。 とけちゃぅよぉ、阿南先生ぇ……。 「も……っもぉやぁぁ……っせんせ……っあにゃんせんせぇの……おちんぽ……っおちんぽがいい……っおちんぽがいいーーーーっっ……!!」 恥ずかしげもなく教師ペニスをおねだりしてきた三里を、阿南は、彼を咥え込んだまま上目遣いで見上げた。 「……らめぇぇぇ……そんな見られたら……ぞくぞく、しちゃぅ……、んっ」 クリィッと乳首を抓ってから阿南はのっそり身を起こした。 本番並みにはぁはぁぜぇぜぇしていた三里をお膝に楽々と抱っこし、ずれていた眼鏡をかけ直してやる。 「……阿南せんせ……」 あたたかい三里。 ここにいる。 俺の腕の中で息をして、かけがえのない鼓動を続けている。 「せんせ……ちょぉだい……? 僕とせっくすして……?」 着っぱなしでいたダッフルコートを脱がせると籠もっていた熱気が伝わってきた。 丸裸にするのはまだ早いかと阿南が二の足を踏んでいたら自分で服を脱いだ三里。 ハイソックスの靴下だけを履いた姿で、抱きついて、阿南の下唇をはむはむ甘噛みしてくる。 「……ン」 甘噛みに応えるように阿南は三里に深く口づけた。 舌と舌が一つになりたがるように縺れ合う中、とっくに屹立していたペニスを取り出し、丸みある柔らかな尻の狭間にぴとりと宛がう。 「ッッ……」 潤んでいた三里の双眸が眼鏡の下でもっと濡れた。 頼りない細い腰を掴んでゆっくり落としていけば、思わずキスを解き、目立たない喉仏をひくひく震わせる。

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