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19-3

「……阿南先生……」 間接照明が和紙越しにぼんやり照らす板の間に並んだ二台のベッド。 寝心地のいい寝具の上で上下に重なった二人。 「もっと……もっとぉ……」 肌蹴た浴衣姿で素直におねだりしてくる三里、その言葉に甘えて欲望のまま突き上げ揺さぶり最奥まで独占したい阿南だが。 さすがに旅館のモノをあれやこれやで汚すのはマズイ。 「……なんですか、それ」 阿南がコンドームを取り出すと途端に三里の声のトーンが落ちた。 「ヤです」 「三里」 「僕、先生の精ぇ子はぜんぶ根こそぎ受け止める自信、誰よりもあります」 「……」 「あ、僕は自分用にちゃんと用意してきましたよ?」 そう言って三里が取り出したのは。 「……お前、それ何だ」 「オナホですけど。ハンド型の」 それが何か、みたいに答えた三里。 その手には確かにハンドオナホが、絶頂雫が飛び散らない非貫通で二重構造のクリアタイプ、もちもちぷにぷにした質感で挿入部には卑猥な穴。 「……ゴムでよかったんじゃないのか」 「まぁそうですけど。こっちの方が盛り上がりませんか?」 すでにピン勃ちしていた三里はもちもちオナホに生徒ペニスを捻じ込もうと……。 「俺が……やる」 阿南は三里が手にしていたオナホを奪い取った。 初めて手にしたソレに、ゆっくり、カウパーで濡れていた生徒ペニスを挿入()れていく。 小さなオナホ穴はぬぷりと抉じ開けられて、細部まで作り込まれた人口名器にぬぷぬぷと沈んでいく。 「っ、せんせぇ……っ」 初めてのプレイに三里はきゅんきゅんしっぱなしだ、開いたお股をぴくぴくぞくぞくさせ、凄まじく切なそうに、自分のペニスが阿南によってオナホ内に導かれていくのを見つめていた。 「ゃ、ぅ……っぞくぞくしちゃぅ、ぅ……ッあ、あ……っ先生に……オナホぉ……」 生徒ペニスが根元までオナホに埋まった。 リアルな内部構造に腰を浮かせて腹をびくんびくんさせている三里に阿南は問いかける。 「これは……こうして使うのか」 「ひゃぁっ!?」 オナホを上下に動かされて三里は堪らず声を上げた。 さらに腰がびっくんびっくんガクガクガクガク。 「は、ぅ、ぅ、ぅ、ぅっ!!」 人工名器でしごかれて凄まじくビンビンに感じている三里を見つめながら阿南は呟く。 「やっぱりお前も男だな……挿入願望があるんじゃないのか」 「ゃーーーーっ! なっないッ、ないです……ッ阿南先生に嫁入り願望ならありますッ分刻みでありゅもん……っふゃぁん……も、オナホはいいから……先生ぇ……」 阿南の大きな掌越しに、生徒ペニスを吸い込んだオナホを握った、三里。 ヌコヌコ動かしながらさらにお股を開いて裸身の阿南におねだり。 「オナホとばっかりえっちさせないで、先生ぇ……? 僕、本物で生の……阿南先生のおちんぽとえっちがしたいです……」 よくもまぁこうも淫乱生徒に育ったものである。

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