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「あっふゃんっ……阿南せんせぇ……」 「……三里、お前は」 「ぁっゃんっ……ふにゃぁ」 「精通、もうしてるのか……?」 ポロシャツを捲られてお腹を丸出しにした三里、同時に露となった桃色乳首を大好きな阿南に吸われて体中きゅんきゅんしていた彼は、溜まっていた唾液を一度ごっくんし、答えた。 「してない……です」 まだ阿南が手をつけていない半ズボンに自ら手を伸ばすと、服越しに、そっとソコに掌をあてがう。 「でも、さっきからずっと……ジンジンして。今日で……するかも、です」 「そうか」 「先生、僕に精通……させてくれます?」 阿南は尖らせた舌先で弧を描くようにして三里の乳首を舐め、三里の利き手越しに、その幼茎に触れてみた。 三里越しにぐっと力を込める。 緩やかに撫で回す。 「ふゃ……っジンジン、しちゃぅぅ……っせんせ……っ、僕……」 「出したいか、精液」 「んっ出したい……っおちんちんから……精液、出してみたい……先生に触られながら、僕、いってみたい……んむっ」 堪えきれずに阿南はまた三里の唇を奪った。 瑞々しい微熱を自分の唾液で湿らせながら、三里の手をソファ上に移動させる。 半ズボンのホックはそのままにファスナーを下ろした。 そこから片手を潜らせて、ぱんつ越しに、触れてみた。 硬くなりかけている幼茎を掌で包み込んで緩々と摩擦。 三里の唇を自分の唾液ですっかり染めてしまうと、再び乳首を吸い、最初よりもしこりを帯びて起立し始めていることを舌先で実感し、新たな味わいに溺れつつ、幼茎をゆっくり揉む。 「……脱がせるぞ、三里」 三里がこっくり頷いたのを確認してから阿南は半ズボンとぱんつを膝辺りまでずり下ろした。 ぴょこんと外気に現れた三里の幼茎。 皮にすっかり包まれていてバランスが安定しない。 ぷるぷる独りでに震えている。 「かわいいな」と阿南は無意識に感想を洩らし、それを聞いた三里、きゅんきゅんきゅんきゅん、してしまう。 大きな骨張った手で直に触れられると体の奥が弾けちゃうような気がした。 上下におもむろにしごかれると、勝手に下半身がびくびく痙攣し、お腹の底がいっぱい熱くなった。 「ゃ……っなにこれ……自分の体じゃ、ないみたい、です……っ」 「三里」 「せんせぇ……っせんせ……っ」 体も心も火照って、ムズムズが全身にまで伝わって、三里はぽろぽろ涙を零した。 思わず阿南が愛撫の手を止めると嫌々と首を左右に振る。 「んっいいの……このまま……っ精通、するの……っ阿南せんせ、の、手で……っいきたい、僕……」 どーにもこーにも我慢できずに阿南は再び三里にキスを。 そうして確実に火照りつつある幼茎をしごく速度を徐々に上げていく。 濡れそぼったか弱い唇を優しく食むのと同時に、くちゅくちゅくちゅくちゅ、絶え間なく刺激する。 「ふゃ……っあにゃん、せんせ……んぅぅんっ」 お人形さんではなくなった、うっすら朱の差した全身をひくつかせ、下半身を一際もどかしげにぶるぶるさせる三里。 閉ざしていた瞼を持ち上げれば薄目を開けた阿南の眼差しとぶつかる。 このまま阿南先生に食べられたい。 僕のぜーんぶを阿南先生にあげたい……。 「僕のこと……食べて、せんせぇ……?」 唾液の糸引く唇の狭間で紡がれた囁きに阿南の腹底は鉛じみた熱を孕む。 このままこの小さな体に限界まで膨れ上がった熱の塊を叩き込んだら。 きっとかつてない快楽に溺れて抜け出せなくなる……。 「んっ!!!!」 阿南の親指が包皮にすっぽり覆われた幼茎の先っちょ割れ目に食い気味に埋まり、強めにぐりっと擦ってきた瞬間。 三里の奥底が一思いに弾けた。 胸を過剰に反り返らせて、皮膚の内側で暴れ回っていた熱を、解放。 とろとろした真っ白なおしっこ、ではなく、精液を噴射。 つまりはどぴゅっと精通に至った。 「は……っぁ……!ふぁ……っふぁ……っ」 とろんと蕩けた表情の三里は濡れそぼった唇から上擦った吐息を連ね、太腿をぞくぞく微痙攣させ、幼茎先っちょから不規則に弾いた。 もちもちしたお腹にねばねばした精液が飛び散る。 おへその穴にとぷっと溜まる。 「はぁー……っぁ……ふぁ……ぁっ」 「……大丈夫か、三里」 「……せんせぇー……」 三里は自分のお腹に飛び散ったねばねば精液を指の腹に掬い上げた。 親指と中指でちょっと捏ねて、離してみれば、精子の糸が生じる。 「……これぇ……僕の精子ですか?」 「そうなるな」 「わぁ……これが精通……すごく……きもちよかったです」 「……よかったな」 「先生も……精子出して?」 「……」 「僕におちんちん突っ込んで、こんな風に精子……出してほしいです……先生だったら、きっと……もっといっぱい出るでしょ? すっごく濃いの……出るでしょ?」 無邪気に擦り寄ってくる三里の汗ばむ額を拭ってやりながら、阿南は、答える。 「……実はまだ俺は精通していないんだ、三里」 「……その嘘、冗談ですか、だとしたらぜんっぜん面白くない、阿南先生」 「…………」

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