132 / 138

30-8

「あーーーーー……っっっ……いいっ……おちんちん、いいの……っっ」 丸みあるお尻に打ちつけられる厚腰。 「雌穴ぁ……掻き回されてりゅ……っ……ゴリゴリ抉られてりゅぅ……っ」 男子生徒の秘めたる蜜孔に激短ストロークで抽挿される教師ペニス。 乱れた浴衣が纏わりつく華奢な体を満遍なく発情させ、激しいピストンにより結合部から弾かれる愛液飛沫に内腿を卑猥にねっとり濡らして、三里は固い樹皮に爪をガリガリ食い込ませた。 「お外でぇ……あにゃんせんせ、と、青姦セックスぅ……きもひいいっ……きもひいいっ……」 普段は体温調節がどこか狂っていて真夏でもあまり汗をかかない三里が発汗し、滑る腰を阿南がぐっと掴み直せば。 「ぁっっっ」 軽く達した眼鏡女装生徒。 「っ、っ……はーーーーッ……はーーーーッ……これぇ……ずっと、いっちゃぅ……はぁはぁ……」 一端、動きを止めた阿南は三里の爪がうっすら汚れて割れているのに気がついた。 「……三里、こっちを向け」 「え……? あ、はぃ……よいしょっと……っ……ぇぇっ、っ、あ、先生ぇ……っ……あッ……うそ、ぉ……」 三里のとろんしていた双眸が大きく見開かれた。 雑木林の奥深く、体育教師の阿南に軽々と抱っこされて初体位となる駅弁ふぁっく。 甘い戦慄が背筋を這い上がっていく。 うねり蠢く蜜孔にぐっっっさり突き立てられた教師ペニス。 密着度も増して、最奥をズンズン連打されて、とんでもない興奮の大波に一瞬にして呑み尽くされた。 「ふぉっ……ふぉぉっ……しゅごっ、しゅっごぉ……あにゃ、ん、せんせっ……」 「……これでいけるか」 「いけるぅっ、いくいくいくいくっ……しゅっごぃ、いくっ……もぉぜんぶいくっ……」 涙までぼろぼろ零し、肩に爪を立て、全力で縋りついてきた三里の首筋に阿南は顔を沈めた。 うっすら赤らんできた双丘を鷲掴みにする。 悶々と蠕動する蜜孔に教師ペニスを叩きつける。 荒々しい突き上げに揺らめく三里の足先から草むらへ両方の下駄が落ちた。 「ッ……俺も、いく……」 「っ、っ、っ、っ……あにゃっ……あああああんっ……しんじゃっ……しんじゃぅっ……よすぎてしんじゃぅ、せんせっ……っ」 「……俺もお前のなかで死にそうだ、三里」 「っ……せ、ん、せ、ぇ……っ」 結局、秋祭りに来ておきながら露店で何も買わず、しれっと青姦だけ済ませて打ち上げ花火が上がる前に早々と見物を切り上げた二人だったが。 「阿南先生……お尻が疼いちゃう……」 脇道に逸れて外灯も民家も人気もない林沿いに停められた車。 「はぁ……っはぁ……っ……んっんっんっ……は、あ……あん……っ」 後部座席で側位ふぁっくにのめり込む教師と生徒。 シートの上で窮屈そうに並んで横たわっている。 より密着した阿南の厚腰と三里の双丘。 淫乱生徒の後孔を貫くスタミナ漲る教師ペニス。 惜しげもなく打ち込まれ、男体Gスポットに病みつき必須の刺激を浴びせられて、緩むどころか健気に増す腸圧。 狭い車内、紡がれる吐息で窓ガラスを曇らせて、三里は真後ろで不規則に腰を揺する阿南におねだりした。 「せんせぇ……きす、くださぃ……」 後ろを向き、雛みたいに開閉を繰り返す唇に餌付けするように阿南は口づけた。 下半身と同様に舌同士までもがふんだんに交わる。 熱もつ吐息が互いの口内を恋しがるように行き来した。 「っ……んぶっっ……ッ」 三里の湿り渡った睫毛が著しく震えた。 片手が股間に差し込まれたかと思うと、張り詰めた双球の下、究極ムズムズしていたクリトリスをむにゅっと摘ままれた。 指と指で挟み込まれ、ピンポイントで細やかにしごかれる。 摘まみ上げられた肉芽天辺を円を描くように撫で回される。 「んぶ、ぅ、ぅ、ンぅッ……ぁふっ……ん、く、ぅ……っ」 勃起した肉芽を捏ね繰り回されながらアナル奥に膨張亀頭をグリグリゴリゴリ擦りつけられて三里は涙が止まらなくなった。 「ふぅぅぅぅ……っ……だ、めっ……やぁっ……やらぁ……」 怖いくらいの快感につい弱音を上げれば即座に聞き入れて去っていこうとした節くれ立つ指。 「あっ……やです、先生……行かないで……」 「……今のはやり過ぎた」 「やっ……いいんです……阿南先生にお尻突かれながら、雌おちんちん、いぢくられるの、いいの……もっとやり過ぎていいから、お願い、もっとして……?」 「……」 三里に涙ながらに希われて戻ってきた阿南の指は、今度は、蜜孔を訪れた。 不要なまでに熱く濡れそぼった肉壺におもむろに挿入(はい)ってくる。 最も長い中指の根元まで深々と挿入される。 「ひ……っ……っ……っ」 挿入されたかと思えば、ゆっくり、引き抜かれていく。 「あ、あ、あ、あ、あ……っ」 ゆっくり、ゆっくり、愛液で溢れ返る蜜孔を行ったり来たりする阿南の指に、尻膣奥を穿つペニスに陶然と酔い痴れた三里は、頻りに器用に腰をくねらせた。 「ッ……落ちるぞ」 「だ、だってぇ……きもちいいの……っ……あにゃんせんせ……」 「……俺もいい」 「ッ……せんせぇも、僕と同じくらい……いい……? 感じる……?」 「……感じる」 「ッ……ッ……ッ……ッ……」 阿南はもう片方の手も華奢な三里の脇腹下から股間へ潜り込ませた。 探り当てたクリトリスをやんわりつねり、二本の指腹で腹底の女体Gスポットをやや強めに摩擦する。 射精を間近にして限界まで膨れ上がった肉欲を惜しみなく生徒に突き入れる。 「い、ぃ……ッ……ぃッ……ぁッ……」 「……いくか、三里」 「うんっ、うんっ……僕、いきます……っ……これ、ぇ……すごぃ、の、きちゃ、ぅ……あっ……ぁぁっ……ぁ、っ、くるっ、きちゃっ、っ、ひ、っぃ……っ……っ……!!」 阿南をぎゅぅぎゅぅきゅんきゅん締めつけて、三里は、雄雌同時絶頂に至った。 虚空でもどかしげに反り返っていた生徒ペニスから白濁蜜をたんまり解放させ、頭の芯が爆ぜるような恍惚感に心身共に射貫かれた。 三里に容赦なく搾り上げられて阿南もすぐに後に続いた。 ぎちぎちと迫る腸壁の狭間でものものしげに教師ペニスを痙攣させ、そのまま、絶頂の証をたっぷり注ぎ込んだ。 「は……ッ……三里……ッ」 耳元で低く呼号された三里は涙ぐむ双眸をブルブルさせた。 後孔底で弾けた阿南に感極まって、弱まるどころか強まった指姦に下半身を総毛立たせ、好き好き阿南愛が高まるに高まって。 「はあああんっっ、らめっ、もっ、でちゃぅーーーーーー……ッッッ……!!!!」 潮噴き、した。 「ごめんなさい、先生」 タオルやらウェットティッシュやら消臭剤で一先ず愛車に応急処置を施してきた阿南、部屋に戻れば、自分のパーカーをだぼっと羽織ったお風呂上がりの三里に謝られた。 「……気にするな」 「はい」 「……。何か食べるか」 「はい」 夜九時過ぎ、家に帰っても誰もいない三里を泊まらせることにした阿南は遅めの夕食を作り始めた。 「……苦手なもの、ないか」 「阿南先生が苦手なもの、これから一生懸命嫌いになります」 「……変な気の遣い方をするな」 キッチンに立った阿南の背中に三里はずっとゴロゴロ抱きついていた。 「僕、どっちの穴でも阿南先生のこと感じられて幸せです」 「……」 甘やかし甲斐があり過ぎる罪深い体だと、葛藤は捨てて罪を背負う覚悟ができた阿南は、思う。 「よいしょ」 「……三里、今背中をよじ登るのはやめろ……焦げても知らないぞ」 広い背中を猫みたいによじ登ってきた小柄な三里をおんぶして料理をつくることにした阿南。 「あにゃーん」 「……デザートは何にする、杏仁豆腐か、きな粉あんみつか、抹茶クリームあんみつか」 「あにゃんせんせぇにします」 「……胃もたれしても知らないからな」

ともだちにシェアしよう!