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「はぁ…………」 床に滑り落ちた肌触りのいい羽毛布団。 頭にこびりつく眠気。 ワインによって促された仄かな酔いが体中に回って、ふわふわしている。 反対に熱く目覚めた下半身。 それもそのはず、何故なら。 「ぅぅ……きついよ、こんなん……北見、さん」 上のトレーナーはぐちゃぐちゃ、下には何も履いていない航也を北見は真下から見上げていた。 騎乗位とか拷問だ……。 そんな風に思う俺は……やっぱマグロなのか……。 ほぼ服を着たままである北見の覚醒しきったペニスに後孔をジンジンさせながら航也は苦しげに彼を見下ろした。 「……俺が……マグロだから……こんなんやらせんのかよ?」 動くのが怖い。 でも動かないでいるのもツライ。 ただジンジンしているだけじゃあ足りない。 「動くのがムリなら、つらそうだし、ヌけば?」 悠然と仰向けになった北見にそう言われて、航也は、ぎこちなく自分のソレに片手を這わせた。 「……ん……」 ……朝っぱらからすげーギンギンだ。 ……いや、朝じゃねーか、もう昼か。 「昨夜、四回いかせてあげたけど。航也には足りなかったか」 「……うっせぇ……すけべ」 明るい部屋。 夜じゃなくて、昼で、だいたいの人間が起きて活動していて、外は子供だって歩いていて、壁の向こうでは食事してる奴だっているかもで。 「俺にシてほしいわけ?」 あーこんなんじゃまたマグロ化だ。 またあんな夢見たら天井に穴が開く、睨み過ぎて。 「……うっせぇ」 航也は勃起しかけのペニスをきゅっと握りしめた。 北見の視線を意識しないよう、目を閉じて俯き、握りしめた手を上下に動かす。 ……う、きもちいい。 先端中心を掌で小刻みに摩擦する。 掌がカリ首に引っ掛かり、その度に背筋が勝手にビクつく。 奥まで咥え込んだ北見のペニスを尻孔がみちみち締めつける。 あ、ココ、もう北見さんのモンになってる。 北見さんのカタチ……覚えてやがる。

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