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指で擦られたばかりの前立腺を今度はペニスでもっと強く刺激された。 ベッドにしがみついて床に両膝を突いた航也は低く唸り、ぎゅっと目を瞑る。 北見のお望み通りにブルブルしているのかと思うと、もう……。 「あぅッ、北見さ……ッ」 ほぼ服を脱がせた航也の腰に両手を添え、上半身だけ完全に脱いだ北見は奥まで熱せられた後孔をペニスでたっぷり掻き乱した。 突く度に小刻みにブルブル揺れる双丘を時に撫で回しては愛しい感触を満喫する。 ベッドにしがみついてセックスに心身共に捩れている恋人に密やかに見惚れる。 「昼から我慢してたから……倍いい」 上体を倒した北見はシーツに深い皺を刻んでいた航也の両手に両手を重ね、指を絡めた。 「かわいいな、航也」 「ッッ、かわいくねぇ……!」 「そう? 俺はかわいいと思うよ……」 より勢いをつけて奥に叩きつけた。 病みつきになる手触りの双丘にぴたりと腰を押しつけ、最奥を手加減なしに抉るように、回し動かす。 「は…………ッ!」 ベッドに這い蹲った航也に密着して上昇する体温を噛み締めた後に。 再び上体を起こすと腰を掴んで固定し、激しいピストンに突入した。 「ぅぁ、ぁぁ、ぁ……ッ! ッ、いきそ……ッ!」 今までにない強烈な感覚に支配されて武者震いした航也の熱源。 仮膣奥を北見のペニスに一頻り連打され、汗ばむ股座でもどかしげに仰け反っていたかと思えば、絶頂の雫をこれみよがしに飛散させた。 「あーーーー……ッ、ッ……ッッ……ッ」 「ッ……航也、お前……コッチだけで今いった……?」 ペニスへの直接的な刺激もなしに初めてバックのみで射精した航也は、返事もできず、唾液をだらしなく溢れさせ、深い絶頂にはまって荒い息と微痙攣を反芻するばかりだ。 体どころか脳天まで快楽に串刺しにされた。 腹の奥底を暴き立てられて無防備にも程があるひと時に身も心も堕ちてしまう。 北見は。 もっていかれそうなまでに増した肉圧、あわや共倒れのところを華麗にかわして、ブルブルが止まらない尻を愛しげにつねった。 「やっぱ、かわい」 ちゅんちゅん朝ちゅん。 「……ほんとに朝まで……すんじゃねーよ」 「え、冗談だと思った? 俺、下ネタに関してはいつだって本気の姿勢でいるけど?」 喉が嗄れてしまった、酒とタバコの移り香が全身に染みついた航也に北見はすっかり我が物顔でいた。 「航也、俺の匂い移ったな、最高」 「北見、さん、の……スケベ……」 苦手なキノコ系完食してくれてありがとです。

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