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「さっき、首振ったじゃん。前言撤回はなしだから」
微かに笑いの含んだヒスイの吐息が、天野の胸元をくすぐった。
胸の突起を軽く嵌れ、あっと声を上げ腰が浮いてしまう。舌先で舐め回される度に、腰が甘く痺れるような刺激に頭が真っ白になった。
「んっ、はぁっ……もう、やめてくださいっ」
堪らず掠れた声で訴えかける。布越しに立ち上がったモノが熱を帯びているのが自分でも分かり、辱めを受けているような心持ちになってしまう。
「はぁっ……そろそろかな……」
ヒスイが上体を起こし、天野の褌を解いていく。少し呼吸が荒く、目元が潤みほんのりと赤く染まっていた。
さっきの液体のせいなのだろうか。天野も呼吸が乱れ、ヒスイが肌に触れる度に全身が快楽の波が襲いかかってくる。
「あぁっ、はぁっ……ひ、ひすいさんっ」
目元に涙が溜まり、視界が歪みだす。止めようにも勝手に熱い涙が溢れ出し、頬を伝っていく。
「っ……涙を流すにはまだ早いから……我慢して」
我慢も何も、自分の意志ではどうすることも出来なかった。
前を寛げたことで熱を持ったモノが外気に晒され、恥ずかしさに唇を噛みしめる。
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