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オハライシタインデス 3話

どうしてそんな事言ったのか、自分でも分からない。 キスも愛撫も嫌じゃなかった。 「本気で言ってる?」 小麦が戻ってきた。 頷いて、恥ずかしいから、そのままうつむく。 小麦は俺をヒョイと抱き上げて、ベッドへと運んで、そこへ座らせた。 ドキドキしっぱなし!! 「脱いでいい?」 小麦に言われ、頷く。 俺は俯いているから、見えないけど、小麦の脱ぐ気配は感じている。 「琳、耳まで真っ赤だね」 頭にポンと手を置かれた。 そして、その後、俺の手を掴み……小麦の股間へ。 そこは熱を帯びた小麦のモノが………凄くギンギンになってて、見なくても分かる。 小麦のは俺のよりデカイ!!! くそ!!負けた!! なんだよ!高校生のくせに!子供のくせに! 俺のより大人だ。 こんなにドギマギしてんのに小麦は冷静で、リードしてくれる。 俺は情けない大人だ。 小麦のモノを掴まされて、手を動かされる。 熱い………小麦の。 好奇心で、小麦のを見た。 他人のモノなんて、そうそう見ない。 温泉好きだけど、腰にはタオル巻くし、見ないようにしている。 それに勃起したヤツなんて、温泉にはいない。 いや、いるかもだけど。 トイレでだって、仕切りあるし、他人のを覗く趣味はない。 だから、こんなギンギンの他人のチンコ見たのは初めてだ。 しかも、ちゃんとむけてるし………って、俺どんな感想だよ? 「琳、そんな見ないでよ?俺でも、それは恥ずかしいから」 そう言われ、俺、ガン見してんのかあ?って他人の言葉で気付かされる。 「小麦のおっきい………」 「それは琳がそうさせてんの」 「俺が?」 顔を上げて小麦を見た。 「琳、顔真っ赤…………すんごーく可愛い。」 チュッてホッペにキスされた。 「手をもっと動かして」 そう言われ、動かす……力加減ってどんな感じだろ? もう少し力を入れて上下に動かす。 すると、ピクピクて小麦のが反応した。 脈打ってるって分かる。 「琳のも触りたい」 「えっ?」 「触りっこしよ?………琳も気持ち良くしてあげるから」 うっ…………気持ちよく? 気持ちよく………どうしよう? 「俺の、小麦みたいに大きくないから」 どんな断り方だよ? 「琳のも大きいよ?見て知ってるから」 うう、そうでした。コイツには見られていたんだっけ? 「脱がせていい?」 小麦は俺の腰に手を持っていき、いいよ。と言う前には脱がされてしまった。 スルリと……パンツごと。 プルンと、外に解放される俺のチンコ。 「琳のも……勃ってんだ。俺、我慢しなくても良かったかな?」 ニヤリと笑われた。 しょえーーーー!! いつの間に俺のチンコ!! 見事に勃ってます! 小麦は俺のチンコをガシッと掴む。 「ひゃう!」 チンコ掴まれ変な声が出た。 「待って!小麦」 ヤダヤダと、抵抗してみるも、 「琳の手はココ!!」 手を掴まれ、小麦のチンコを掴まされた。 手を上下に動かされ、「んんっ、」なんて声が出る。 「ほら、琳も動かして。」 急かされて動かす。 小麦の手つきは何か手慣れていて、手首とか捻ってくるし、オシッコ出るとこ、爪でグリグリって……… それ、力抜ける……… 「んっ、んっ、」 動かされる度に声が我慢出来ない。 「琳、サボらない!」 力が抜けてるから、手も上手く動かせていない。 厳しい指摘された。 「だってぇ、それ、だめ」 頭が沸騰してるかも知れない、凄く頭が熱い。 「琳ばっか、気持ち良くなって!!」 怒られても、仕方ない。だって、無理だもの。 小麦の手の動きが早くなって、俺は………………………見事にイッてしまいました。 「ごめん」 俺は力抜けちゃって、ふにゃんと、小麦に寄りかかる。 「ったく、」 小麦はテッシュで手に着いた俺の精液を拭きとり、 「俺、イッてないんだけど?」 と言われた。 ううっ、申し訳ない。 「真面目にやります」 小麦のチンコを握る。 そして、動かす。 「琳って、1人エッチとかしねーの?」 いきなり言われてビックリ。 「な、なんで?」 「手付きぎこちないから」 あっそ、すみません! 「あ、あんまし、しない」 「しないんだ」 「か、壁が薄いし、直ぐ寝ちゃうし……」 あれ?なんで、こんな事言わされてんだ? つーか、チンコ刺激してんのに小麦はハアハアさえしないし、平気そうに話している。 くそー!くそー!俺はあっという間にイッたのに!なんか、くやしい。 力をいれて、動きを激しくする。 「バカ琳、やみくもに激しくするもんじゃないの!」 ソッコーで叱られました。 小麦は俺の手に自分の手を添えて、 「力加減はこれくらい。……自分が気持ち良かった時の動きをさせるんだよ」 とやり方をレクチャーし出す。 俺が気持ち良かった時……… さっきの小麦の手の動きを思い出しながら動かす。 すると、「んっ、」 小麦の息が漏れる。 しかも、息も………荒くなってきた! キタ!キタ!キタ! 小麦が唇を薄く開いて息をするのを見ながら手を動かす。 頬もなんかほのかに紅い? 小麦の唇…………エロい。 俺は何でかわかんないけど、その唇に引き寄せられるように自分の唇を重ねた。

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