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ガマンデキナイデス 8話
何が起こったか自分では分からなかったのだけど、
「琳イッちゃったの?まだ、奥まで突いてないのに」
と小麦に言われた。
イッちゃったって何?
「可愛い琳……でも、もう少し頑張って俺まだイキそうにないから」
小麦がそう言った後からズンズンと刺激が来る。
あっ、あっ、あっ、何?これ?
息が途絶え途絶えになる。
「あんっ、……んっ……あっ……」
俺……やばい、頭がぼっーとしてきた。
「琳の中……すげぇ気持ちいいんだけど……」
小麦が何か言ってる。気持ちいいって……。
うん、俺も凄く気持ちいい。
ズンズンくるの……気持ちいい……。
「俺も……気持ち……いい……もっと」
もっと、気持ち良くなりたい。
「もっと?……琳……エロお……」
小麦がそう言った後にズンズンくるのが激しくなった。
「あっ、やっ、なに……」
身体が凄く揺れてる。
「奥まで突くから俺にしがみついて」
小麦に言われてしがみついた。
それと同時に下半身の奥が熱くなった。
ズンズンくる衝撃と快楽。交互にくる。
なにこれ?なにこれ?
必死に小麦にしがみつく。
「あんっ……あっ、こむぎぃ……きもちいい」
「気持ちいい?俺も……ねえ、琳も動いて……腰を動かして」
腰?
腰を動かせば気持ち良くなるの?
……凄く気持ちいいのがもっと?
俺は腰動かす。
すると、本当に気持ち良くて息が上がる。
「琳……あっ……すごい……」
小麦が俺を抱き締めてくる。
「んんっ……小麦いい……」
俺は無我中だったと思う。
「……琳……ごめん、中で出す」
耳元で小麦のイケボ。
「うん……出していいよ」
そう言った後に奥が熱くなった。
その後……俺は覚えていない。
◆◆◆◆◆
「んっ、」
寝返りで目が覚めた。
凄く気持ちいい夢見てた気がする。
俺の右横に温もりを感じて、そっちを見ると……
ギョギョギョ!!
小麦の寝顔。
めっちゃドアップ!!
「可愛い」
思わず、口に出てしまった。
うん、小麦の寝顔は可愛い。本当に子供に見えるもん。
普段はくそ生意気なのに。
子供……。
俺は小麦の髪をサラサラ撫でる。
「ん……琳?」
小麦が目を覚ましたようで、目を開けて俺を見ている。
「おはよ琳……身体平気?」
平気?
起き抜けの言葉に俺はキョトン。
「平気?何が?」
「腰痛くない?」
腰?えっ?腰?
「えっ?別に……?」
「昨日、琳を無理させたかな?って。痛がってなかったから手加減出来なかったし」
痛がる?手加減?
「それに中出ししちゃったし……お風呂入ろ?中にまだ入ったままだから」
んん?何が?
俺は……何か……凄く大事な事……忘れてる?
小麦は起き上がり俺の頭を撫で「琳は寝てて、お風呂にお湯ためてくる」とベッドを降りた。
おおおう!!!真っ裸!!!
細マッチョの小麦の裸体が視界に!
後ろ姿を見送る。
くそう!!相変わらずの良いケツやんけえええ!!
そんな事を心で呟き、ふと……自分も裸だと気付く。
あれ?あれあれ?
真っ裸……
腰大丈夫?
中出ししちゃったし……
小麦の言葉が脳内でリピート。
そして、忘れていた大事な事に気付く。
うわあ!!!!
俺、小麦とやっちゃったああああ!!!
「うわあああ!!!」
雄叫びをあげる俺でした。
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