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※第10話
「ーーッ、て、てめ、え、待て、そろそろッ、そうまが、帰ってくる、ッて」
カーテンから入ってくる陽の光が、イケナイことをしている気分を煽ってくひ。
背後から抱きついてくる男と家族になってから約7年。俺は榮と結婚して育児休暇5年貰い、いまは想麻を育てながらだが、仕事を再開している。
そして今、仕事で行っていた海外から戻ってきた榮に盛られている。
「三ヶ月も会えなくて、麻次も体も限界だよね」
相変わらず人の話を聞く気がないのか、スエットの下をずるりと引き降ろしてくる。
かぷりと耳を口に銜えて舌先をにゅるっと押し込まれると、俺は抵抗する術を失う。
さっさと想麻が学校から帰る前に満足させるしかない。
「分かったからッ、早くぶちこめ」
「オネダリが下手だなあ」
榮はやわやわと玉袋を揉むように刺激を繰り返し、じゅっじゅっと耳をしゃぶって聴覚を奪う。
はやく、しねえと.....っ。
焦りばかりが鼓動を激しくしている。フローリングにパタパタと先走りが落ちていく。
「んッーーッふ、さか、えッ、さっさと.....ッく、ああ、あ」
もう三十分もしたら、想麻が帰ってきてしまう。
「せっかちだね、麻次は。そんなに早く欲しいの」
嬉しそうな声が聞こえて。先走りに濡れた指がぬくぬくと後孔へと潜り込んでくる。
ガクガクと膝が震えて、立ってられなくなり床に膝をつくと、榮にのしかかられる。
「でも、ちゃんと解さないと怪我するからね」
ぐぽぐぽと指が抜き差しされる感覚と、弱い箇所を執拗に刺激されて堪らず腰をあげると、ググッと硬い肉竿が内部を満たすように埋め込まれた。
「ッはあ、あ、あッ、ッーーふッう、さか、えッ、ああ、ああ」
熱が高まる身体をもてあまして咆哮をあげたその時、カチャリと開く扉から、榮に似た綺麗な小さな顔が見えた。
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