48 / 188

第48話 R18

「はぁっ、ぁ、あぁっ!」 「はっ、ぅ······」 中をペニスで蹂躙される。シーツをかいて、快感を感じていると、秀が俺のペニスを扱き出す。 「ぁっ、あ、出る、からっ」 「うん、俺ももう出るから······っ」 直接的な快感が広がって、秀の手をそこから離させようと手を伸ばすけど、それよりも先に先端を抉るように触られると我慢出来なくて、ドピュッと射精した。 「っ、っ!ぅ、あ、いや······っ!」 「ごめん、もうちょっと我慢して」 射精しても尚、秀は律動をして、少しすると息を詰めて動きを止めた。どうやら秀も射精できたらしい。 「はぁ······はぁ、秀······」 「ん」 ゆっくりと中からペニスが抜け、ゴムを外してから隣に寝転んだ秀は、俺を抱きしめてキスをする。 何を話すこともなく、秀が離れていく度に引き寄せて、その体に腕を回した。 「彩葉、体辛いでしょ?早くお風呂に入って寝ないと」 「嫌だ······、もう1回······」 「駄目だよ。彩葉の体に負担がかかるから」 「······うるさい。早く、俺だって······中で、い、イけるようになりたい······」 中だけで感じて、満足出来るようになったら、秀も俺を気遣わずにセックスできるんじゃないかと思う。 中でなら何度でも達せるって、聞いたことあるし。 「······だめか?」 「っ!き、君はなんでそんな······ああ、もう、可愛いなぁっ」 「うぁっ!」 ガバッと起き上がった秀につられて上半身を起こした。 「じゃあまず、君の中、ちゃんと感じられるようにしないとね」 「······それはいいだろ。さっき敏感だって言ってたし」 「それでもイけないのが嫌なんでしょ?」 拗ねたような顔になっていたのか、顔を両手で包まれ、頬にキスされる。 「まあ、今日はしないけどね」 「しないのかよ」 ぼそっと呟くと、今度は唇に噛みつくようなキスをされて、それだけでまるで絆されたように心が満足した。

ともだちにシェアしよう!