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第48話 R18
「はぁっ、ぁ、あぁっ!」
「はっ、ぅ······」
中をペニスで蹂躙される。シーツをかいて、快感を感じていると、秀が俺のペニスを扱き出す。
「ぁっ、あ、出る、からっ」
「うん、俺ももう出るから······っ」
直接的な快感が広がって、秀の手をそこから離させようと手を伸ばすけど、それよりも先に先端を抉るように触られると我慢出来なくて、ドピュッと射精した。
「っ、っ!ぅ、あ、いや······っ!」
「ごめん、もうちょっと我慢して」
射精しても尚、秀は律動をして、少しすると息を詰めて動きを止めた。どうやら秀も射精できたらしい。
「はぁ······はぁ、秀······」
「ん」
ゆっくりと中からペニスが抜け、ゴムを外してから隣に寝転んだ秀は、俺を抱きしめてキスをする。
何を話すこともなく、秀が離れていく度に引き寄せて、その体に腕を回した。
「彩葉、体辛いでしょ?早くお風呂に入って寝ないと」
「嫌だ······、もう1回······」
「駄目だよ。彩葉の体に負担がかかるから」
「······うるさい。早く、俺だって······中で、い、イけるようになりたい······」
中だけで感じて、満足出来るようになったら、秀も俺を気遣わずにセックスできるんじゃないかと思う。
中でなら何度でも達せるって、聞いたことあるし。
「······だめか?」
「っ!き、君はなんでそんな······ああ、もう、可愛いなぁっ」
「うぁっ!」
ガバッと起き上がった秀につられて上半身を起こした。
「じゃあまず、君の中、ちゃんと感じられるようにしないとね」
「······それはいいだろ。さっき敏感だって言ってたし」
「それでもイけないのが嫌なんでしょ?」
拗ねたような顔になっていたのか、顔を両手で包まれ、頬にキスされる。
「まあ、今日はしないけどね」
「しないのかよ」
ぼそっと呟くと、今度は唇に噛みつくようなキスをされて、それだけでまるで絆されたように心が満足した。
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