え！？ 意味が理解できず茫然としている俺に副会長は素早く唇を重ねてきた・・・てか口に舌が入ってきた！？ その感触の気持ち悪さに俺はとっさに副会長の股間を蹴り上げてしまった。 ムリムリムリムリ・・・ 俺ゲイだけど、面食いだけど、ドМだから！ キスより殴られたいし、気に入られるより顔を歪めてゴキブリを見るような目で見つめられたいし。 てか思わず蹴っちゃったけど、俺殴るのも蹴るのも嫌いなんだけど。 副会長怒って俺を殴ったり蹴ったりしてくれないかなー。 股間を押さえて尻餅ついてる副会長を眺めてみたけど、 「照れたんですか？・・・可愛いですね」 なんか痛みに顔を歪めながらもニヤリと笑ってるんだけど・・・ 俺はまた動けなそうな副会長を置いて、一人で理事長室を目指すことにした。 叔父さん、来たばっかだけどさ、この学園変じゃない？