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爪の先まであなたへの愛で
今日は待ちに待った金曜日。仕事を終えて蓮さんと一緒に俺んちに帰る途中で、スーパーに寄って食材を調達。休日は極力外に出たくないからね。
お互いそこまでお酒飲む気分でもなかったから、ビール数本と適当にお菓子を買って帰ってきた。
ご飯を済ませて順番にお風呂に入って、俺がリビングに戻ると既に髪も乾かした蓮さんが眼鏡姿でチョコをつまみながら映画に没頭していた。
ソファを背もたれにして床に座る蓮さんを、足で挟むようにソファに腰掛けて、今まさに蓮さんの口に入ろうとしていたチョコを奪った。
あ。と声を出したもののこっちを見ようともしない蓮さんは、次のお菓子を手にとって口に運ぶ。
「蓮さん俺にもください。あーん」
「自分で食え。その前に髪乾かしたら?」
「んー。蓮さん乾かして」
実は今日、俺には目的がある。
ドライヤーをコンセントにさして怠そうな蓮さんをソファに座らせて、場所を交換。
蓮さんの足の間でお菓子を食べてたら、諦めたように雑にドライヤーをかけ始めた。
「いいい痛い!蓮さん絡まってます!」
「知らん。文句あるなら自分でやれ」
「…我慢します」
話を戻そう。今日の俺の目的と言うのは、
「はい、終わり。だいたい乾いた」
「ありがとうございます。じゃあお礼に」
「は?」
こないだ嫌がられた蓮さんへのご奉仕。
ドライヤーを片付けようと腰を浮かせた蓮さんのジャージをずるっと脱がせて、あ、ついでにパンツも脱げちゃった。まあいいか。
お風呂上がりでふやけた息子さんに鼻を寄せる。
焦ったように俺の頭を引き剥がそうとしてくるから、服の中に手を滑らせて乳首をつねってやると少しだけ抵抗が和らいだ。
「雪弥!ほんとやめろ!」
「なんで?女にならフェラさせるんですよね?」
「それは関係ないだろ…っ、あっ」
玉をゆるゆる揉みしだきながら反対の乳首も愛撫すると、耳まで真っ赤にした蓮さんが両手で顔を覆った。
俺に舐められるの、そんなに恥ずかしい?
でも体はとっても素直みたいで、あっという間に首をもたげたそれの先を口に含む。
じわあっと溢れてくる我慢汁を口をすぼめて吸い取ると、太ももの内側がぴくっと反応した。
「蓮さんの、おいしいです」
「ん、ん…っ、雪弥、ゆき…っ」
「ここ?ここが気持ちいいですか?」
「…はあ、あっあっ」
尿道口を舌で遊ぶようにれろれろ舐めると、前かがみになった蓮さんが俺の頭を抱え込むようにきゅっと掴んだ。
耳元でいやらしい声と、吐息が混ざる。
張り詰めた裏筋を舐め上げると、その声が一気に高くなった。
「ふ、雪弥…っ、あっ、あっ」
「すごい、大きくなってます」
「そこで喋んな…っ、うあ…!」
蓮さんってここ、大きいよね。いつも思ってたけど。同性の俺がまあまあ自信無くすほどにでかい。
苦しいけど喉の奥まで咥え込んでじゅぽじゅぽ音を立てて出し入れする。
どんどん質量を増してくそれにちょっとビビりながらも、自分がされて気持ちいいことを思い出しながら舌を使ったり手を使ったり。
そうこうしてるうちに蓮さんがソファに座ったままゆるゆると腰を振り始めた。
自分で動くよりももっと喉の奥に、熱いのが当たって、息と一緒に声が漏れそう。
「ゆき…、出そ、いい…?」
「…ん、んぐっ、…っ」
限界まで大きくなった蓮さん自身が舌の根元をぐいぐい押してきて、もう達するのは分かるけどちょっと耐えれそうにない。
かと言ってここでやめられるのは男としてとても辛いのは知ってる。
じゃあもう、奥の手だ。
「えっ?雪弥…あっあっあっ」
「もー、蓮さん大き過ぎ。俺顎外れちゃいます」
「やめっ、あああっ、あっ」
口の周り、べたべた。
口内から抜き出したそれを手で扱きながら、だらだらと俺の唾液が垂れたその先にあるうるみに、指を2本突っ込んだ。
予想していなかった刺激に目を見開いた蓮さんの良いところを念入りに突くと、あっという間に手のひらの欲が脈打つのが伝わる。
「ははっ、蓮さんもしかして、後ろ弄らないとイケない?」
「んなわけ…なっ、は、あっ、んっんぅ」
「えー、でも体は正直ですよ?」
「あっ、ゆき、も…!イク!出る…っうう」
蓮さんがそう言って俺にしがみついた瞬間。
間一髪で咥え込んだそれがびくびく痙攣しながら吐き出した白濁を、1滴残さず飲み下した。
はあはあ息を切らす蓮さんが不服そうにこっちを睨んでる。
「なんなの、急に」
「蓮さん舐められるの嫌がってたからやってみたくなって」
「その割に最後は尻掘られたけど」
「ちょっと俺の顎が対応しきれなかったです」
ちょっと顎鍛えようかな。
そう言う俺の頭をぺしっと叩いて、恥ずかしいからもうしなくていい。なんてキスしてくるもんだから、俺はすでにリベンジ策を練り始めた。
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