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第24話 冬 -3-

「三葵……脱がすな?」 「ん~~~……」 そう言いながら壱弥が"チュッチュッ"としながら、俺の服を脱がして、自身も脱いで……。 全裸になった俺達は、顔を真っ赤にしながら何だか緩く笑ってしまった。 そしてお互いに手を伸ばしあった。 「三葵……っ」 「はぅ、……ん、ぁ、あっ……」 手を伸ばして俺の乳首を抓んで捏ねる、壱弥の手……。 服はもう全て無いから、俺の小さく尖る紅い乳首が丸見えだ。 ツンツンのコリコリで……壱弥の指の動きに喜んでる。 そして乳首が上向くのと同様に、俺の……ペニスも立ち上がり始めた。 ―じゅわっ あ……。今、先走りが出た……。 先端の色が濃くなってく。 そしてお互い膝たちになって、不安定なベッドの上で支える様に互いの腰に手を添えて近づいて…… 「……一回、一緒に扱いてイっとこ?」 「うん。壱弥に任せる……」 壱弥のペニスに俺のが寄り添って、同時に扱かれて……スゴク熱くて硬い壱弥のペニス。 ガキの頃に一緒に風呂とか入ったり、中学ン時にはプールとか行ったりで壱弥の身体は見た目でそれなりに知っているつもりだったけど……。 この成長具合は見るの初めて……。俺のよりデカイ……。 「んっ、ふ、ふぁッ……ふぁっ! いつ、やっ……、キ、たっ……」 「……三葵、イきそう?」 「ん、ンッ! ィ、キ、そっ」 「良いよ。一緒にイこう?」 「はぁっ……はぁ……壱弥、壱弥ぁ……」 「三葵……」 俺の言葉に壱弥の扱く速度が上がって、カリ下をグリグリ攻められた。 自分だけじゃない、壱弥のペニスとの密着から得られる不規則な快感がもどかしくてしょうがない。 壱弥に弄られ続けているペニスに視線を向けた瞬間、だらしなく先走りを零す互いのペニスに俺は一気に自分の射精感が上がるのを感じた。 「ふ、ぁ……っ……でるっ……イくっ……! いつや、イくっ……ィくぅ……!」 「俺もッ……、みつき……っ」 ―ぶびゅ! ぶびゅるるるるるるッ……!! そしてお互いの窪みから、俺、壱弥の順で白濁が高く迸った。 お互いの顔や胸、腹を白濁で濡らしながら、大きな満足感に浸る。 掛かる白い体液をそのままに、俺達は荒い呼吸のまま口付けを交わした。 そして壱弥は俺が垂らした涎を舌で掬い、そのまま口内に滑り込んできた。 舌を絡め、求め合っていると壱弥が俺の腰を片腕で引き寄せ、残る手で白濁を掬うと尻の割れ目に……。 指先で"スリスリ"とアナルを撫でられる……すごく恥ずかしくて、驚いた俺は身体が勝手に跳ねた。 ―くちゅ……くちゅ…… アナルの外周を壱弥は撫で、指先……ほんの爪の先だけを入れ小さくそこを擦りながら俺に「良い?」と聞いてきた。 俺は壱弥の指の動きを感じながら、彼の言葉に小さく頷いて抱き付き、肌を密着させた。 熱く、汗でしっとりしている……もっと、密着したい……。

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