ミナのお兄さんの名前は "愛斗(まなと)" という 愛斗さんは、甘いミルクティーを出してくれて俺と会話を少ししただけで採用してくれた。 「有難う御座います…。が、頑張ります」 「敬語は苦手ですか？無理しなくていいですよもう一人弟が出来たみたいで嬉しいのですから涼くん、これから宜しくお願いしますね」 「はい」 ここでアルバイトが出来れば、もう夜な夜な売り歩かなくても良くなるかもしれない…。 体育がある前日はココで働かせてもらえるかな他の日なら抱かれてもそんなに支障は出ない そんなことを考えていた。自分勝手で我儘な 自分に嫌気がさす。昔はもう少し我慢強かったはずなのに…。 「私のことは"アイ"と呼んでください。お客様からそう呼ばれるので、他の呼び方では反応し辛いので……」 「分かりました」 バイトの日どりも決めて、今日は解散となった次に愛さんと会うのは木曜日だ。今日が月曜日だから三日後の夜が初めてのバイトの日だ。