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 真っ直ぐに見下ろされる匡也の、獣じみた視線は熱を帯びていた。熱い視線が、春菊の身を焦がしていく。  匡也の指が、春菊の秘部から引き抜かれた……。代わりに現れるのは、大きく反り上がった匡也自身だ。 (おおきい……)  自分とは違う健康的な彼の姿に、春菊は思わず大きく唾液を飲み込んだ。 「君といると、こうなるのは日常茶飯事だ。今までコレを隠すのに、どんなに苦労したか君は知らないだろう?」  苦笑まぎれにそう言われ、春菊の胸がまた高鳴る。 「匡也さん……隠さないで……もう、隠さないで……」  春菊がそっと手を伸ばせば、匡也は自分の手をとって、口づけを落とした。それはおそらく、春菊を貫く彼なりの合図だろう――。 春菊は同意の印に大きく頷き、匡也の後頭部へと手を回す。  春菊のそれを同意と汲み取った匡也は、細い足の間に身体を埋め込んだ。  匡也は低い唸り声を上げ、反り上がった自身を、春菊の秘部目がけて突っ込む。 「っひぁああああっ!!」  狂おしい熱が、春菊の内壁を掻き分け、最奥を目指して進む。おかげで春菊の意識は何度も飛ばされそうになった。 「春菊……愛している。他の男に水揚げされると知らされた時、俺がどんな気持ちだったかわかるかい? 熱に浮かされた君の吐息を感じるたび、俺がどんなに君を奪いたかったか……」 「ああ、ああんっ、なにっ、わかんなっ、ああぅ!!」  とても大切なことを告げられているのに、やってくる快楽で何も聞こえない。聞こえるのは、自分が発する喘ぎ声と、そして匡也自身が中を擦る音だけだ。  春菊を求めて何度も繰り返される激しい抽挿に、意識ごと持って行かれそうになる。

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