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extra.1-2

「ああ。疲れたな、もう2時か」 「なんかちょっと休憩する?」 「よし『ドキッ☆野郎だらけの王様ゲーム』でもやるか」 「おい牧」 「俺今忙しいから、構わんといて」 「アイツはもう死んだものと思え…よし、王様だーれだ」 「はいィ!」 「キター…よりにもよって童帝かよ…」 「えー、では2番が…次に電話掛けてきた人にパンツの色を聞く」 「小学生かよ」 「千葉が2番か。御愁傷様です」 「これ電話かかって来なかったら持ち越しじゃねえか…あっ」 「え、来た?」 「誰?誰から電話?」 「………戸和だ」 「お前…!最高だな千葉、最高だなお前!」 「駄目だわ…腹痛くて…息出来ない」 「はよ出ろ、アイツ結構直ぐ切るから…はよ出ろって!」 「…はい、千葉です」 「死んだなアイツ」 「いやあ、今日の一件は伝説として語り継がれるわ」 「あ、島商事の社長とは連絡とれたから…大丈夫。うん、明日俺空いてるから行くし」 「千葉いけ、俺達がついてる」 「お前は出来る子だ」 「そうそう…いや、うん大丈夫…あの、ところでさ、戸和さ」 「…来るか?」 「今日のパンツ何色?」 「…――!!――っグッジョブ!!」 「千葉…何てナチュラルな野郎だ…」 「は、は、腹が痛い…千葉、お前は英雄だ…俺が認める」 「あ、終わった?アイツ何て言ってた?」 「…一切感情の無い声で『死ね』って言われた」 「まあそうなるわな」 「いやー…ヤバいわ…明日戸和見たら笑うわ」 「俺もう死にたいわ」 「ごめんごめん、俺らも一緒に謝るから」 「ちょっと笑い過ぎて喉痛いんだけど、コンビニ行って来て良い?」 「よし、俺も今日から肉まん半額だから行くわ」 「もう全員で行こうぜ」 「お…萱島さん帰って来た」 「主任、変な画像送ってくんの止めて下さいよ」 「ああ昨日の奴…?ごめん…めっちゃ酔ってたわ」 「じゃあ沙南ちゃんも来たし、行くか」 「おい、その呼び方やめろや」 「セ○ンイレ○ン」 「「良い気分」」 「沙南ちゃん肉まん買いに行こうぜ」 「その呼び方…やめろや」 (本日もお疲れ様でした)

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