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extra.5-2
「あー…まあ良いか疲れたし」
「休憩しよか」
「王様だーれだ」
「今休憩って言わんかった?」
「まあ兄ちゃん、良いから一本引いとけ」
「牧はよ」
「…私と~きっみだけの~恋を、しったいのよ~」
「駄目みたいだな、自作ゲームのOP熱唱してる」
「もうアイツの事は諦めろ、ほれ行くぞ。王様だーれだ」
「はい僕でしたー」
「お、間宮。じゃあ今日の御題お願いします!」
「海堂が社長に告白する」
「名指しじゃねーか!クソが!」
「抱いて貰えよ童貞」
「その前にお前ら社内ポータルどうにかしろよ」
「これ何、今電話する感じ?」
「当たり前だろ。出なきゃ持ち越し」
「あ、もう掛けた?」
「…今掛けてる」
「いやー、出ないんじゃないかねこれは」
「何気に忙しいからな」
「どう海堂、繋がりそう?」
「無理。留守電になったわ」
「しゃーないか、持ち越しだなー」
「…あ、主任帰って来た」
「萱島さん何処行ってたんすか」
「コンビニですけど。海堂何で携帯握り締めてんの」
「実はまあ、カクカクシカジカで」
「うわー…何か言っちゃいけない事言っていい?」
「許可しましょう」
「海堂が言うとリアルな気がする」
「ああ…本当に言ったら駄目なやつ」
「明日も電話繋がらなさそうだしなー…もうメールで良いか」
「おい、それだったらお誂え向きの場所があるだろう」
「え?何処ですか?」
「お前が社内ポータルに作ったクソ掲示板だよ」
「ああ…あの何の存在意義もない掲示板か」
「良かったな海堂、漸く使い道が見えて」
「何この会社」
(社内ポータルはちょいちょい戸和君が修正してる)
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