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(Side晴也)
玲の別荘についたので玄関に鈴を下ろす
下ろすと不思議そうな顔をしてキョロキョロ見渡している鈴
玲「鈴……ついたぞ…………大丈夫か…………」
そういって玲が近づくと
鈴が玲をひっぱり、キスをした………………
やっぱりだ……鈴は玲が好きなんだ……………………
朱雨がキャンキャン吠えて2人を剥がしたが
正直朱雨が剥がしてくれてありがたかった……
俺が剥がすと、鈴を無理矢理抱いてしまいそうで怖かった………………
だけど目の前で現実を見せられるのは…………
きつい………………………………
ぼーっとしていると……
ハイハイの状態で鈴がこちらにやってきた……
なんだ……何の用だ………………
今は近づいて欲しくない………………
後ずさっていると
少し傷ついた顔をした鈴がこちらをみた
なんで傷つくんだ……
俺が傷ついているのに……………………
そう思っていると……鈴が
鈴「1回でいい……
最悪な思い出だと思われてもいい……
晴也が俺のこと好きじゃないの分かってる……
だけどほんとに1回だけ……
俺を愛して……抱いて………………………」
……………………は?なにを言ってるんだこいつは……
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